高校生3年生の藤井美羽が暫定首位に浮上した(撮影:福田文平)

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<JLPGA最終プロテスト 2日目◇2日◇大洗ゴルフ倶楽部(茨城県)◇6543ヤード・パー72>
18歳の現役高校生・藤井美羽(みう、栄徳高3年)が4バーディ・1ボギーの「69」でプレー。初挑戦でコマを進めた最終プロテストで、連日のアンダーパーで暫定首位タイに浮上した。
雨天により第1ラウンドはサスペンデッドになり、後半5番ホールの2打目から始まった2日目。パーを並べ続けた初日の14ホールとは一転、未消化だった第1ラウンドの7番、9番でバーディを奪って「70」をマーク。そして第2ラウンドも60台でプレーしてスコアを伸ばしていった。
おっとり口調の名古屋人。ホールアウト後には「23ホールやったので、昨日のぶんのラウンドをしただけで疲れちゃって…。長い一日でした」と、慣れないサスペンデッドに素直な感想も飛び出す。そして「ピンを攻めずに安全に安全に。ショートアイアンで打てるところだけはピンを狙っていこうとやっていたらボギーを打たずにバーディがきた」と、あどけない笑顔で一日を振り返った。
ゴルフを始めたのは6歳の時。祖父の影響で、プラスチック製のゴルフクラブを握るようになった。ジュニアの頃からプロゴルファーを目指していたというが、その思いがより一層強くなったのが今年の9月のこと。国内女子ツアー「ゴルフ5レディス」で初めてプロの試合に出場し、憧れの世界に足を踏み入れた。
「今年初めてレギュラーツアーに出て楽しかったので、それでまた気持ちが大きくなりました。テレビで見るような選手とお話したり、バーディを獲ったときに歓声がすごかったので、楽しいなと思いました」
同郷出身の「常に笑顔でプレーしていらっしゃる服部真夕ちゃん」に憧れている18歳。首位で折り返すことになりそうだが、おっとり口調は変わらない。「あしたもアンダーを目指して、自分のプレーに徹底してゴルフをしたいと思います」と、一発合格に向けて残り36ホールを見据えた。(文・笠井あかり)
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