中国海軍の南昌級駆逐艦(055型)=防衛省・統合幕僚監部のウェブサイトから

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(台東中央社)軍関係者によれば2日未明、台湾南東部沖を中国人民解放軍のミサイル駆逐艦が航行したのが確認された。これに対し国防部(国防省)は、情報収集・警戒監視・偵察などの手段により、台湾海峡周辺における中国艦船の全ての行程を把握し対処していると強調した。

かつて潜水艦訓練センターで教官を務めた王志鵬氏は中央社の電話取材に対し、確認されたのは中国海軍の南昌級駆逐艦(055型)である可能性を指摘。「空中の目標への探知距離は560キロ、海上では同380キロに達する」と分析した。

消息筋によれば、駆逐艦にはサイル護衛艦が同行しており、王氏は護衛艦について「054A型」だとみている。

また、1日午後には東部や南東部沖で情報収集が可能とされる中国の海洋調査船と研究船各1隻が確認された。

米国のペロシ下院議長による台湾訪問が取り沙汰される中、中国軍の一連の動きはペロシ氏の訪台をけん制する意味合いがあるとみられる。

(盧太城/編集:荘麗玲)