黒島結菜さん(写真:2019 TIFF/アフロ)

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放送中のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」で主演を務める俳優の黒島結菜さん(25)に対し、その役柄が本人のキャリアにマイナスになりはしないかと懸念する声が視聴者から上がっている。

「黒島結菜はスカーレットに続き略奪愛で損な役回りだな」

2022年7月22日の放送では、黒島さん演じる主人公の比嘉暢子が、新聞記者の青柳和彦(宮沢氷魚さん=28)と急接近。15日の放送で、同僚で婚約者の大野愛(飯豊まりえさん=24)と別れた和彦に暢子がプロポーズし、2人が結婚を決意するシーンが描かれたが、これに対し、「略奪だ!」といった声が上がった。

婚約者がいると知りつつも関係を深め、愛と別れた直後の和彦と交際を始めた暢子に対しては、「こんな恐ろしい朝ドラヒロイン初めて見た」といった声のほか、

「やっぱこの流れでプロポーズは理解できない 黒島結菜ちゃんスカーレットに続いてこれじゃ略奪のイメージついちゃったな〜」
「黒島結菜はスカーレットに続き略奪愛で損な役回りだな」
「2作続けて略奪する役ってやっぱりドラマとはいえ好感度下がります」
「スカーレットに続きまた略奪愛 NHK黒島結菜ちゃんの扱いもうちょっと考えてあげて」

と、黒島さんが2019年度後期に出演した朝ドラ「スカーレット」で演じた役を引き合いに出して心配する声が上がった。

スカーレットで黒島さんは、主人公で陶芸家の川原喜美子(戸田恵梨香さん=33)の工房に弟子入り。喜美子の夫の八郎(松下洸平さん=35)に「ちょっかい」とも思える行動を取りつつ、最終的には2人の元からいなくなる役どころで登場していた。

そこで、J-CASTニュース編集部はドラマ、演劇、映画に詳しいライターの木俣冬氏に、黒島さん演じる暢子という役柄や、視聴者からのネガティブな反応が本人のイメージやキャリアに与える影響について、分析を依頼した。

「一般論として、役の印象が俳優の好感度を左右することはあります」

まず、木俣氏は「スカーレット」での黒島さんについて、

「略奪未遂というか、好きだけど奥さんに配慮して自ら去っていく役でした。それでもいやだと感じる視聴者もいるでしょうけれど、いじらしさもあったように思います」

と、単なる憎まれ役ではなかったのではないかと指摘。その上で、

「一般論として、役の印象が俳優の好感度を左右することはあります。いい役だと好感を抱くし、悪い役だと見ていられなくなることもあります。ただ、悪役でもあまりにも強烈な印象を残すと、むしろ気になって好きになってしまうこともあるので、一概にはマイナスだとは言えないでしょう。むしろ、悪いところが1ミリもない清純な役ではなく、見る人に思考を促す、振り幅のある役にトライしている黒島さんは意欲的な俳優なのではないかと思います」

と、黒島さんの俳優としてのキャリアには必ずしもマイナスにはならないと指摘した。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)