宮崎駿の名作!『未来少年コナン』をジブリ美術館で堪能しよう!
のこされ島やバラクーダ号の模型、貴重な原画の展示など、ファンにはたまらない内容となっている本企画展示。ファンの方が1人でじっくりと回るのも良し! 同世代のお友達と語りながら回るのも良し! また、当時『未来少年コナン』を観ていた大人はもちろん、まだ観たことのない方も、アニメの予習として本展を楽しむことができるので、夏休みに親子で訪れるのも良さそうだ。
今回はそんな本展の中で、特に注目してほしいポイントを紹介していこうと思う。
『未来少年コナン』は、1978年4月4日〜10月31日までNHK総合で放送された、宮崎駿の初監督作品となる連続テレビアニメーション作品。最終戦争から20年後の世界を舞台に、少年・コナンの胸躍る冒険を描いた不朽の名作だ。
のこされ島でおじいと2人だけで暮らしていたコナンは、島に流れ着いた少女・ラナと出会い、自分たち以外にも人間が生きていることを知る。そして、科学都市インダストリアの兵士によってさらわれたラナを救うために、コナンの大冒険がはじまる!
ではさっそく、そんな本作の魅力に迫った本展の見どころを一挙ご紹介!
■各話の出来事があちこちで再現されているバラクーダ号!

コナンとジムシーが忍び込み、船員として働くことになったバラクーダ号。物語のラストまで登場する重要な船ということもあり、このバラクーダ号にはたくさんのエピソードが詰まっている。そんなバラクーダ号で繰り広げられたエピソードを振り返ることができる模型が展示されている。
どんな場面を見ることができるか少しだけ紹介すると、ジムシーが料理を盗んでいるところ、ラナが船首のポールに縛り付けられているところ、コナンとジムシーがテーブルの下で寝ているところなど、記憶を呼び起こすシーンが盛りだくさん!
他にもたくさんの場面が再現されているので、じっくり観察しながら、バラクーダ号での出来事を振り返ってみてほしい!
■ラナを抱えて飛び降りる躍動感たっぷりのコナン!

展示室では、アニメの世界からキャラクターたちが飛び出してくるような演出も用意されているが、コナンがラナを抱えて三角塔から飛び降りる「あの名シーン」も再現されていた! コナンの魅力のひとつである足の指もしっかりと再現されており、写真では伝わらない臨場感を味わっていただきたい。
■インダストリア三角塔は、地下も要チェック!

地上だけでなく、地下の構造もしっかりと見ることができるインダストリアの三角塔の模型。地下深くにあるコアブロックや、格納されているギガントなどは、ファン必見だ。
また、模型の近くには、制作初期の段階で描かれたインダストリアのイメージボードや、三角塔の構造を説明している図など、貴重な資料も展示されている。
物語の舞台・インダストリアをより深く知ることができる内容となっている!
(C)NIPPON ANIMATION CO.,LTD (C)Studio Ghibli (C)Museo dArte Ghibli
■効率よく面白く見せる! 作画・背景・撮影の連携プレーを解説した ”動きのあれこれ”

キャラクターたちがとにかくよく動く本作。制作時間が潤沢ではない中で、どうやって効率よくキャラクターを動かしていたのか、その工夫を知ることができる展示もある。
たとえば、キャラクターが画面右方向に走っているシーンでは、キャラクター自体はその場で駆け足をしているだけで、背景画を撮影で左方向に動かすことによって、右に向かって走っているように見せている。
他にも、単純な動きとなるメカや船は、作画で動かすのではなく、撮影でスライドさせて動かすなど、アニメーションの制作の裏側を垣間見ることができる!
■宮崎駿監督の頭の中を覗ける!? 貴重なイメージボード!

イメージボードとは、宮崎駿監督が作品を作るにあたり、頭に浮かんだキャラクターやシーンのイメージを具体的に描いてみたものだ。ストーリーボードの役割も兼ねているとのこと。
泥酔したジムシー、尻たたきの刑を受けるコナン、ロボノイドに乗ったダイスに追いかけられるコナンとジムシーなど、宮崎駿監督が様々なシーンのイメージを膨らませていることが分かる。
作品初期の貴重な資料なので、ファンの方はお見逃しなく!
■エネルギーが満ちあふれ、輝く太陽塔!

物語の終盤で、太陽エネルギーが復活する感動的な場面が模型に! 物語のキーワードとなっていた ”太陽エネルギー” が一体どんなものなのか、明らかになった瞬間が切り取られている。凄まじいエネルギーが三角塔に注がれている様子は圧巻だ!
(C)NIPPON ANIMATION CO.,LTD (C)Studio Ghibli (C)Museo dArte Ghibli
■ギガント翼上での攻防戦を詳しく振り返る!

空中要塞『ギガント』の翼上で繰り広げられた攻防戦を、宮崎駿監督のイラストと場面カットで解説している。
当時アニメを見ていて、巨大なギガントにコナン、ジムシー、ダイスの3人が挑む様子にハラハラドキドキした方も多いのではないだろうか。翼の上を走ろうとしたコナンが風にあおられるところや、弾を避けながら走るところなど、展示を見ているだけでもドキドキ!
■最終話の貴重すぎる生原画!

最終話のラストで、のこされ島を見つけたコナンがラナを抱きかかえて走り出すシーンが展示されている!
鉛筆の線の絶妙なニュアンスを見ることができるのは、生の原画だからこそ。コナンとラナの喜びの表情をじっくりと観察してみてほしい。
40年以上も前の原画を直接見ることができるチャンスをお見逃しなく!!
■さいごに
三鷹の森ジブリ美術館の入場は日時指定の予約制で、毎月10日に翌月入場分のチケットをローチケWEBにて発売している。
この夏は『未来少年コナン』の世界を、思う存分楽しもう!

(C)NIPPON ANIMATION CO.,LTD (C)Studio Ghibli (C)Museo dArte Ghibli
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