森保一監督(C)JFA

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11日のベトナム戦、16日のオマーン戦と、日本代表は勝負のアウェイ2連戦に挑みます。僕は今回、これまで以上に大切なことがあると思っています。

それは選手を「見極めること」、つまりこれまでの戦い方に選手を当てはめようとしないことです。というのも、今回も最大の懸案事項は選手のコンディションだからです。

ベトナムは入国制限が厳しいため、ヨーロッパ組の選手は一度日本に戻ってそこからハノイに飛ぶか、あるいはオランダに集合してから現地入りする2つのグループに分かれます。どちらにしても体調がどこまで整えられるか分かりません。

またベトナム入りした後にどれくらいで隔離が終わり練習できるかも分からず、最悪の場合は試合前日の練習しか出来ないことも考えられます。となると、Jリーグ組のほうがコンディションを整えやすいかもしれません。

森保一監督は、これまでのシステムや選手選考にとらわれず、コンディションのいい選手を選んで、そこからシステムを考えたほうがいいはずです。また、自分のチームと同じポジションで起用してはどうでしょうか。

冨安健洋は右サイドバック、原口元気はインサイドハーフ、古橋亨梧はトップと、日頃慣れているポジションのほうがプレーしやすいのではないかと思います。今後さらにバリエーションを増やすためにも、シャルケのセンターバックとして活躍している板倉滉と吉田麻也を組み合わせて、冨安をサイドで使うなどにも取り組んだほうがいいでしょう。

そうすれば「いざ」というときに慌てなくてすみます。そういう柔軟な戦いが求められていますし、オーストラリア戦でやったようなチーム作りをさらに進めて采配を振るってほしいと思います。

【写真提供:日本サッカー協会】