ドルトムント、「歴史上最高のベスト11」

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バイエルン・ミュンヘンという盟主がいるブンデスリーガであるが、その対抗馬として常に戦い続けてきたボルシア・ドルトムント。過去111年間最も成功したドイツのチームの一つであり、その人気は非常に高い。

優れた選手を外から買ってくるのではなく、自前のタレントと持ち前の慧眼で獲得するこれからの選手で構築されたチームは、いつも魅力にあふれている。

今回は『Sportsmob』から「ボルシア・ドルトムントの歴史上最高のベストイレブン」をお送りする。

GK:ロマン・ヴァイデンフェラー

2002年にスタートさせたドルトムントでのキャリアは16シーズンに及び、その間にあらゆるタイトルを獲得した。まさにクラブの歴史上最高のゴールキーパーである。

ドイツ人のキーパーにとっての問題は、常に最高を上回る最高の選手がいることだ。彼もノイアーらによって代表でのキャリアを妨げられたが、その貢献と能力を疑う者は誰もいない。

左SB:デデ

同時期にロベルト・カルロスがいたためブラジル代表ではキャリアを重ねられなかったものの、クラブレベルでは13年間ドルトムントですべてを与える活躍を見せた。

1998年にアトレチコ・ミネイロから加入し、20歳から10年以上にわたってレギュラーを張った。この世代では最強の左サイドバックの一人であり、ファンのお気に入りとなっていた。

右SB:シュテファン・ロイター

バイエルン・ミュンヘンとドルトムントの両方で輝かしいプレーを見せたロイター。しかしそれでも後者での貢献はさらに重要なものだった。守備的MFでもセンターバックでもプレーできる器用さを持っていたが、本職の右サイドバックでの存在感にはかなわない。

ニュルンベルクでキャリアをスタートさせ、バイエルンとユヴェントスを経てドルトムントに加入し、12年間にわたってプレーした。2004年に引退するまで、ブンデスリーガやチャンピオンズリーグの優勝に大きく貢献している。

CB:ユルゲン・コーラー

90年代の世界最高クラスのセンターバックといえるユルゲン・コーラーは、ドルトムントのレジェンドである。バイエルン、ユヴェントスでもプレーしたため、ロイターとは同じようなキャリアを歩んだ。

ケルン、バイエルン、ユヴェントスを経て1995年にドルトムントへ。7シーズンで240試合以上に出場し、多くのトロフィーを獲得した。空中戦での強さに加えてボールを持ってもプレーできる能力は、まさに現代サッカーの走りでもあった。

CB:マッツ・フメルス

もともとバイエルンの下部組織でプレーしていたフメルス。2007年にローンでドルトムントに加入し、そのまま完全移籍した。それからすぐに頭角を現し、ユルゲン・クロップの下で最も重要な選手に成長した。

ドリブルなどの技術力、パスを選ぶビルドアップ、卓越した守備のセンスなどで、フメルスは2010年代のヨーロッパ最高のセンターバックの一人になった。一度バイエルンへと復帰するも、再びドルトムントに復帰し、クラブへの愛着を感じさせた。

DMF:マティアス・ザマー

実は、ボルシア・ドルトムントに所属しているときにバロンドールを獲得したのはこのマティアス・ザマー一人だけである。なんと貴重な選手だろうか。

ディナモ・ドレスデン、シュトゥットガルト、インテルでプレーした後1992年にドルトムントへと加入し、残りのキャリアを捧げた。もともとはMFだったが、ヒッツフェルト監督の下で最終ラインにコンバートされ、ブンデスリーガ2連覇に大きな貢献をしている。

CMF:ミヒャエル・ツォルク

16歳の頃からドルトムントに人生を捧げてきたツォルクは、まさに本物のレジェンドである。ユースから昇格した1981年から1998年まで所属し、561試合に出場。155ゴールという記録はMFながらクラブの歴史上3位だ。

あらゆるものを備えていたオールラウンダーであり、リーダーシップにも優れていた。引退後はスポーツディレクターとしてクラブの育成に関わり、スタッフとしても一流であるところを見せつけている。

CMF:アンドレアス・メラー

ドルトムントのファンにとっては複雑かもしれない。彼は最大のライバルであるシャルケに移籍したことがあるからだ。しかし90年代のドルトムントの成功には彼の貢献が欠かせなかった。

優れたボール運搬能力と卓越したビジョンを備えていた攻撃的MFであり、その世代で最高のプレーメーカーだった。ドルトムントでの9シーズンでブンデスリーガ2回、チャンピオンズリーグ1回の優勝を経験している。

左WG:ピエール=エメリク・オーバメヤング

現在はアーセナルでプレーしているガボン代表のストライカー。いろいろな経緯を考えるとドルトムントで愛されているかどうかは微妙なところだが、その才能を否定する事はできないはずだ。

2013年にサンテティエンヌからドルトムントに加わったオーバメヤングは、レヴァンドフスキがチームを去った後に驚異的な得点力を見せつけ、クラブ史上5番目となるゴール数を記録している。

FW:ステファヌ・シャプイサ

歴史上最高のスイス人選手といえるシャプイサは、クラブと代表の両方で数多くのゴールを奪ってみせたストライカーだった。1991年にローザンヌからやってくると、デビューシーズンから20ゴールを決めた。

それから7シーズンを通じて得点を重ね、優れたテクニックとスピードを備えた現代的なストライカーとして名を馳せた。その記録は278試合出場、122ゴールというものだった。

右WG:マルコ・ロイス

最後は現在もドルトムントでキャプテンを務めているマルコ・ロイスだ。ユースで育成された生え抜きであるが、ローン移籍を経験した後にボルシアMGへ移り、そこでの活躍が評価されて復帰した。

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彼は間違いなくこの10年間で最も才能ある選手の一人だ。悲しいことに怪我によってそれが妨げられたが、それにもかかわらずピッチに出ればファンの目を引きつける。どんなFWともいいパートナーとなれる選手であり、飽きること無く見られる男だ。