写真=木村拓哉

 木村拓哉が28日放送のフジテレビ系『めざましテレビ』にVTRで登場。緒形拳さんから作品と向き合う姿勢を学んだことを語った。

 来年1月3日に同局系で放送される『教場II』で主演する木村。この日の放送に共演する濱田岳、福原遥とともにVTR出演した。

 その中で、″先輩から教えられ今でも守っていること″について尋ねられた木村。ある作品で激しくぶつかり合う撮影シーンがあったことを述べ、その際のエピソードを紹介。

 木村は「大先輩がすっごい優しい笑顔で『木村、楽しいか』」と続け、この問いかけに「楽しいです」と返すと、「なら良かった」と“大先輩”は返したという。木村はその先輩が緒形さんであることを明かした。

 2006年の映画『武士の一分』で共演している2人。番組では、果し合いに臨む木村扮する主人公に激しい稽古をつけるのが剣術師匠役の緒方さんだったことを紹介した。

 撮影シーンの激しさに比して、「楽しいというワード、出てきそうもないシーンを撮ってたんですけど」と説明する木村。その際に緒形さんからかけられた「楽しいか」という言葉が、今も自身の作品と向き合う姿勢につながっているという。

 木村は「どんなシーン、どんな内容、どんな作品だったとしても、現場で自分が参加している以上、やっぱり楽しんでやってないと、いいものってできないのかなって。僕は、おっしゃってくれたワード、結ぶ付けて今の自分の解釈にしてるんですけど」と強く受け止めていることを語っていた。