ワンダーフェスティバル 2020[冬]の会場に、2021年公開の映画「シン・ウルトラマン」から、ウルトラマン検証用雛形が登場しました。「ウルトラマン」などのデザインを手がけた成田亨氏の油彩画「真実と正義と美の化身」がデザインコンセプトとなった、成田亨氏が目指した美しさを持つウルトラマンの姿をじっくりと見ることができます。



「シン・ウルトラマン」は「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズで知られる株式会社カラーが制作する、2021年公開の映画です。企画・脚本は庵野秀明氏、監督は樋口真嗣氏が務めており、デザインコンセプトの原点は成田亨氏の「真実と正義と美の化身」という油彩画となっており、以下がその実物です。





映画「シン・ウルトラマン」ビジュアル公開、原点は成田亨氏の「真実と正義と美の化身」 - GIGAZINE



ワンダーフェスティバル 2020[冬]の円谷プロダクションブースには、「シン・ウルトラマン」という大きな題字の右側にあるケースに、シン・ウルトラマンの検証用雛形が展示されています。



ケースの中には2体の雛形が展示されており、向かって左側が「ウルトラマン 第一号雛形」、向かって右側が「ウルトラマン 第二号雛形」です。



第一号雛形は彩色されていない状態ですが、体表の輪郭や刻み込まれたラインなどはクッキリと見えています。



第二号雛形は、特殊メイクアーティストであり映画監督でもある原口智生氏によって着彩されています。庵野氏らはシン・ウルトラマンの姿を描く上で、現在のCGでしか描けない、成田氏が望んでいたテイストの再現を目指して制作を行ったとのこと。「ウルトラマンの美しさに、少しでも近づきたいという願いから生まれた姿です」と、庵野氏は述べています。シン・ウルトラマンの体躯はウルトラマンのスーツアクターを務めた古谷敏氏の体型データをベースにしており……



マスクは成田氏が監修した佐々木明氏の制作。成田氏が望んだ通り、目の部分にのぞき穴はありません。



横から見るとこんな感じ。



また、成田氏が望まなかったスーツ着脱用のファスナーやカラータイマーも、シン・ウルトラマンのデザインから排除されています。



すらりと伸びた脚の横に、自然体の腕が下ろされています。



成田氏の「真実と正義と美の化身」 を目指した、シン・ウルトラマンの姿をじっくりと見ることができる展示となっていました。