歯の色をAIが判定するシステムの効果
歯科技工所のQLデンタルメーカー(川崎市多摩区、石原孝樹社長、044・930・5220)と共同開発する。20年3月末までに試作品を開発し、同社で導入する予定。QLは歯の写真とベテラン技工士が見て判断した色の教師データを提供。明星大はデータを受け、ディープラーニング(深層学習)を用いてシステムを構築する。植木准教授は「今後、数千程度の教師データを集める。一瞬で判断できるような仕組みにしていきたい」と話す。
AIで色判別が可能になると、それまで技工士にかかっていた負担が減り、生産性向上につながる。従来は目視で基準の標準の歯と比較して色を判別していた。QLデンタルメーカーではベテラン技術士が若手をサポートしていたので、作業を中断せざるを得なかった。また、歯科医院の撮影環境によっては画像上に正しい色が表示されず、ベテラン技工士が自身の経験から色調補正して判断するしかなかった。
