千葉県野田市で小学4年生の女児が虐待を受けた末に死亡し、両親が起訴された事件。夫による女児への虐待を止めなかったなどとして傷害ほう助の罪に問われている母親の初公判が16日に開かれ、検察の証拠調べの中で、母親と夫のLINEでのやり取りが明らかにされた。NHKニュースが報じた。

2018年2月、女児が「お父さんに叩かれたというのは嘘です」などとする児童相談所あての文書を書かされた際には、夫からのLINEでの指示に対し、母親は「了解、ちゃんと書かせるね」と返信していたという。また、母親は夫に対し「わたしと次女が寝ているのをみはからって、冷蔵庫から牛乳を飲もうとしていたよ、ありえないよね、またこっそり出てくるはず。本当におまえはなにさまかとむかつくよね」などと、告げ口をするような内容のメッセージも送っていたとのこと。

小4女児虐待 母親 夫の暴力を証言もLINEでは「告げ口」(NHKニュース)