コンピューターメーカーのLenovoは2019年5月13日から15日にかけて行われているイベント「Lenovo Accelerate 2019」で、新型AR(拡張現実)ヘッドセット「ThinkReality A6」を発表しました。Lenovoがエンタープライズ市場向けにリリースする製品としては初となるARデバイスとのことです。

ThinkReality | Lenovo Global

https://www.lenovo.com/ww/en/solutions/thinkreality

ThinkReality Puts Lenovo Into Business AR

https://www.tomshardware.co.uk/lenovo-thinkreality-a6-ar-headset-specs,news-60636.html

ThinkReality A6の紹介PVが以下のムービー。

Introducing Lenovo ThinkReality - YouTube

ThinkReality A6を実際に装着するとこんな感じ。ThinkReality A6は前面に2つの魚眼カメラ、深度センサー、1300万ピクセルのRGBセンサーを備えているとのこと。Lenovoによると重量は380gで、6800mAhのバッテリーを搭載していて、最大4時間の連続使用が可能だそうです。



右側面には「ThinkReality」の文字があり……



左側面のLenovoロゴが配された部分は、演算ボックスを接続するための端子です。名前に「Think」が含まれているだけではなく、ThinkPadブランドの「つや消し黒地に赤のアクセント」という外観的特徴が受け継がれているのがわかります。



後ろから見るとこんな感じ。赤いケーブルはThinkReality A6と演算ボックスをつなぐための接続ケーブル。演算ボックスはSSDほどの大きさで、QualcommのSnapdragon 845を搭載しています。動作プラットフォームのベースはAndroid 8.0 Oreoだとのこと。



さまざまな情報が映し出されるゴーグル部分の視野は片目40度で、解像度は1080pです。



男性が右手に持っているのはコントローラー。また、頭や視線のトラッキング、音声コマンド、ジェスチャーコントロールによる入力も可能です。



ARヘッドセットはさまざまな職場で導入されつつあり、法人向けを中心にこれからの市場拡大が期待されている分野の1つ。LenovoのThinkReality A6は、ARヘッドセットの先行機種であるMicrosoft HoloLens 2の競合機種となります。また、GoogleもARヘッドセットを開発中と報じられていて、今後ますますARデバイスの競争が激化することが見込まれます。

なお、ThinkReality A6はあくまでも法人向けとのことで、記事作成時点では消費者向け価格やリリース情報は発表されていません。