フジテレビ「スポーツジャングル」(9日放送分)では、「プロ野球名鑑の楽しみ方!」と題し、プロ野球好きとして知られるお笑い芸人ザブングル松尾が登場。「データの資料として見ているんじゃなくて愛読書」と力説し、プロ野球名鑑本の魅力を紹介した。

「野球を観戦し出したきっかけは選手名鑑を見出したから」という松尾は、1992年から「プロ野球名鑑」を買い続けているという。

そんな彼が紹介した1つ目の魅力は「未来のスターが予測できる」というもの。プロ野球名鑑には、身長や体重といった基本的なデータのみならず、これを販売する出版社によって寸評や趣味、愛車、家族構成など様々な項目が加えられ、それぞれに面白さや読み応えがあるという。

「寸評を後々見ると、こんな時からこう言い当ててたみたいなのが載ってたりする」として挙げたのが、入団2年目、93年当時の名鑑に書かれたイチローの寸評だ。

この時のイチローは、1軍に定着する前。それでも当時の寸評には『数年後には首位打者も狙える 打撃センスは巨人の篠塚なみの素晴らしさ』と書かれており、松尾は「前の年に予測されている」と興奮気味に紹介。翌94年のイチローは、プロ野球史上初となるシーズン200本安打を達成し、首位打者に輝いた。

2つ目の魅力は「選手の素顔が分かる」というもの。「出版社によって毎年10冊くらい出る。項目が分かれてて趣味と特技の欄があるところもある」という松尾は、松井秀喜氏の趣味に「書道、ピアノ」と書かれていることや、昨年引退した鈴木尚広氏が「タンバリン」と書いている点を挙げ、「いつどこで披露しているか分からない」と言い、笑いを誘いつつも「(選手の)意外な一面も見れる」と胸を張った。

その他にも、「個人情報がスゴい!」という松尾。「80年代の選手名鑑がすごく面白い。こんな情報まで載せて大丈夫っていうのがバンバン載っている」と前置きすると、元近鉄バファローズ・吹石徳一の家族構成に「一恵」という名前が書かれていたことを挙げ、「子供の名前と年齢まで毎年出される」と苦笑い。

76年当時の選手名鑑では、王貞治氏や長嶋茂雄氏といったスーパースターを含む全選手の住所も掲載されていたとして、「普通に家に行けたんです。会いにいける野球選手」と紹介。これには、番組MC・浜田雅功も「こんなんエエの?」と驚くしかなかった。