【ムーUMA情報】何だこの生き物は? カナダで謎のゼリー生物、オーストラリアで獣人「ヨーウィ」発見!
ヒマラヤのイエティ、アメリカのビッグフットに次ぐ第3の獣人として知られるのが、オーストラリアのUMAヨーウィだ。今年になって、クイーンズランド州でこのヨーウィの活動が活発化し、目撃報告が急増している。
オーストラリアでヨーウィ目撃多発
2016年9月、同州の山岳地帯にあるダーリングダンズという町で、最新の目撃が報告された。当地のピクニックポイントパークと呼ばれる山岳地帯をトレッキング中の女性が、ヨーウィとみられる全身毛むくじゃらの怪物と遭遇したのだ。
両者の距離は約6メートル、背丈が2メートルを超えようかというその怪物は、全身茶褐色の毛に覆われていた。肩と胸部は筋骨たくましく、首がその肩にめりこみ、頭部はゴリラのように見える。怪物は腰の下まで届く長い腕を左右に振りながら、草の茂みをかきわけて進んでいった。草に隠れて下半身は見えなかった。その後、怪物は彼女の気配に気づいたのか、一瞬歩みを止め草むらにしゃがみこんだが、すぐに立ち上がって去ったという。翌日、女性が現場に赴き確認したところ、人間のものによく似た大きな足跡を発見、これを写真におさめたのだ。
また、ヨーウィの探査団体「オーストラリア・ヨーウィー・プロジェクト」が、2014年10月に携帯電話で撮られたヨーウィの画像を公開している。場所は同州北端に位置するファー・ノース・クイーンズランドの熱帯雨林だ。この地でも現在、目撃が多発しており、ヨーウィの足跡がいくつも発見されている。当地で活動するヨーウィハンター、ディーン・ハリソンは、「熱帯雨林のどこかに必ず棲息地があるはずだ」と主張している。
水棲獣チャンプが湖面に浮上!
アメリカのニューヨーク、ヴァーモント両州にまたがるシャンプレーン湖にはネッシーによく似た“チャンプ”と呼ばれる水棲UMAがいる。1609年にその存在が初めて記録されて以降、目撃報告が途絶えたことはない。
チャンプの活動期は夏場というデータが公表されているが、“それ”を裏づけるかのように、2016年7月下旬に湖面を進む、チャンプとおぼしき怪物が動画で撮影された。
撮影者は33歳になる海軍所属の人物とIT系専門学生だ。ふたりはヴァーモント州ヴェルジェンヌ町側に位置するシャンプレーン湖の湖畔に、動く物体に反応し自動的に撮影する機能が付いたビデオカメラをセット。午前4時すぎ、そのカメラが湖面を進む怪物に反応して撮影したという。
9月初旬に「チャンプ2016」と題して公開されたこの動画は、異なるふたつのカメラで撮ったことを証明すべく、画面が2分割されている。時間にして31秒。闇の中、そこには頭部の上半分を水面に浮上させて進む怪物が写っている。
チャンプの特徴といえば、2本の角が生えた馬に似た頭部にあるが、画像を拡大すると、確かにその特徴が認められる。この動画は、まちがいなく今後のチャンプ研究の一助となるだろう。
カナダの湖で発見されたゼリー生物
2016年9月29日、カナダのノバスコシア州ヤーマス郡ヘブリンにあるドクターズ湖畔で、ニック・カーソンと妻のジョアンが奇妙な生物の死骸を発見した。
その生物の体長は約31センチ、ゼリー状で中心に軸とも骨ともつかないものが通っている。しかも形状は、かのスカイフィッシュを彷彿とさせずにはおかないものがあるのだ。カーソン夫妻はしかるべき専門機関に持ち込んで、調べてもらうと語っていたが、続報はまだない。
(「ムー」2016年12月号より抜粋)
文=並木伸一郎
「ムーPLUS」によるコラム・レポート記事はコチラ
http://gakkenmu.jp/column/