学生の窓口編集部

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賃貸物件探しの際、ネットでも間取りや周辺の概要はチェックできますが、たとえば、南向きでも隣に高いビルがあれば陽は入りません。駅近物件でも電車の音がうるさかったり、風呂トイレ別でも狭くて使い勝手が悪いということもあるかもしれません。

現地に実際に足を運ぶことは基本中の基本ですが、じつは、多くの人は、物件そのものにばかり気をとられ、周辺の環境を見落としがちです。

安心安全に暮らすためには、室内環境のみならず周辺環境も重要です。でも、具体的にどんな点をチェックしたらいいのか、あなたは知っていますか?

●昼と夜の2回にわたって確認すべし!

日中に見たかぎりでは何の問題がないようでも、夜になると危ないポイントに気付かされることがあります。

たとえば、街灯が少なくて夜は暗い通りに変わってしまうかもしれないし、日中の賑わいが嘘のように、夜は人足が途絶える通りに、ということがあるかもしれません。

逆に、日中は静かでも夜はネオンが灯って賑やかになりすぎるというケースもあるでしょう。

遠方からの引越しなど、物件探しに充分な時間をとれない場合もあるかもしれませんが、今後の快適な暮らしのためにも、物件周辺の昼と夜の顔はぜひ確認しておくことをおすすめします。

●近くの「交番」で治安チェック

引越しの際、居住地の治安は誰もが際に気になる点に違いありません。不動産屋さんもいろいろと教えてはくれるのですが、個人情報等、諸般の事情から教えずらいこともあるものです。

住人に聞くのも手ですが、おすすめは、町の交番です。「ここに住もうと思っているのですが、空き巣被害はないですか?」とか「痴漢被害は出てないですか?」などと尋ねると、交番では嘘は言えないので、治安の詳細が確認できます。

警察署でも対応はしてくれますが、大きな事件事故など、大まかな情報しか教えてもらえません。なので、騒音、ゴミ屋敷等々、細かなご近所情報を知るには交番がおすすめです。

●盗聴や盗撮機器に要注意

洗練されたデザインの物件は、画一的なアパートマンションと違い、見た目が素敵なもの。ですが、それが思わぬ厄介を招くこともあります。

通常、公営の住宅は入居前に部屋は画一的に修繕されます。当然、画一的ではないもの、たとえば、見慣れない置物や作り棚などがあった場合はすぐに撤去されます。そのため、没個性的でオシャレ感もありませんが、盗聴・盗撮機器が仕掛けにくいという利点があります。

一方、デザインの巧みなオシャレ物件では、本来はなかったオブジェ等が置かれていても、気付きにくかったりします。

オシャレ物件に住む際は、この点を頭に入れてチェックすることをおすすめします。

また、女性にとって、女性専用の集合住宅は安心感があるものですが、それゆえ、盗聴・盗撮の対象に選ばれやすいと言えるでしょう。もちろん、だからこそ厳重な管理を行なっているはずですが、「女性専用だから大丈夫」と過信せず、自身で防災防犯の心がけを日頃からしっかりと持つことが大切です。

間取りや利便性にばかり目がいきがちですが、アパートやマンションで暮らしていくうえで何より重要なのは安心安全な環境です。

物件とその周辺事情をしっかりチェックし、より素晴らしい新生活を手に入れてくださいね。

文・鈴木ゆかり