学生の窓口編集部

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一気に老けた気分になってしまういやな白髪、いったいナゼできてしまうのでしょう?豪メルボルン大学の皮膚科学の教授、Rodney Sinclair氏が、毛髪の色素について説明してます。

「髪の色を決めるものは?」
一人の人間の髪の色が決まるのはいつ?お母さんの子宮内で毛包が形作られる時に、毛球の中に入るメラニン細胞によって作られます。メラニンには2種類あり、黒や茶の色素であるユーメラニン、黄色や赤の色素のフェオメラニンの割合で髪の毛の色が決まります。

「体の部位によっても色が違う」
日本人は殆ど前身の毛が黒いものの、明るい色の髪の毛を持つ人種でも、まつ毛が最もユーメラニンを含み、一番暗い色なのだそう。頭髪はやや赤い色素を含むことが多く、よって陰毛よりも明るい色。茶髪の人種でも、脇やひげの毛は赤身を帯びることが多いのだとか。また、医薬品によって髪の毛の色が変わることもあり、例えばてんかんのための薬は暗くする傾向に。
「髪はどれだけ伸びる?」
実は毛髪の成長は周期によります。周期は3〜5年で、成長期には1カ月に約1センチメートル、1つの周期で36〜60センチメートル伸びます。そして一つの周期が終わると3〜5カ月程成長がストップし、この間に毛包が空っぽになり、髪が抜け落ちやすくなるそう。

その後再び成長期になった時に、通常は同時に始まる色素の生成がうまくいかなかった時に、その髪は白髪となることに。こめかみから始まることが多く、その後頭部全体に広がっていきます。ちなみにアジア人や黒人は、白人よりも白髪が少ない傾向にあるのだそう。
「では何が白髪を作る原因に?」
実は、ストレス、食生活、ライフスタイルが白髪に影響すると思われがちなものの、こうした要因と白髪の発生の関係は実証されてないのだそう。一方で、貧血や甲状腺のトラブル、自己免疫疾患など特定の疾病による早期白髪の発生は確認されています。

毛包の中で、色素を作るメラニン細胞がダメージを受け死んでしまうことによって白髪が発生するため、このダメージを防止することがカギに。そんな中、その細胞ダメージを防止するための毛球の中の抗酸化物質の研究などが行われていますが、既に死んだ細胞を活性化することはできないようで、メラニン細胞をダメージから保護し、白髪を「防止」するための研究が進んでいるようです。

参考:
http://www.dailymail.co.uk/health/article-2997084/No-stress-DOESN-T-turn-hair-grey-men-s-beards-really-ginger-Expert-reveals-really-affects-hair-colour.html