なぜ、若者の心“だけ”を射貫けたのか誰もが知る「昔話」をリメイクしようとするとき、作り手が必ずと言っていいほど直面する壁がある。それは、「全世代に届けなければならない」という、ある種の強迫観念に近い固定観念だ。セオリー通りに考えれば、国民的なIP(知的財産)を扱う際は、子どもには夢を、大人には懐かしさを与える「全世代対応型」を目指すのが最もリスクが低いとされる。しかし、そうしてターゲットを全方位に広