フィリピン経済が正念場を迎えています。2026年4月のインフレ率は予測を大幅に上回る7.2%を記録。中東情勢に伴う原油高と過去最安値を更新したペソ安が、物価を強く押し上げています。これを受け、中央銀行(BSP)は緩和から引き締めへと舵を急旋回させ、2年半ぶりの利上げを断行。コスト増に直面する内需セクターへの影響が懸念される一方、若年人口やBPO産業など構造的な強みは健在です。一般社団法人フィリピン・アセットコン