「白血球の大きさは約30μm」「地球の直径は約1万2742km」と聞いても、実際に目で見ていないため、数字だけではいまいちサイズをイメージしにくく、どれくらいの大きさなのかはっきりわかりません。小さすぎたり大きすぎたりしていまいちサイズのつかみにくい極小の細胞から広大な銀河まで、さまざまな物体のサイズが一体どれくらいなのか、他のものと比較しながら直感的に理解できるのが「The Scale of the Universe 2」です。

The Scale of the Universe 2
http://www.htwins.net/scale2/

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最初に表示されるのは10mの0乗・1mの世界。中心に表示されているのが、直径1mの円で、巨大なミミズを意味する「Giant Earthworm」は2m以上ありそうです。画面下部にあるスクロールバーを左に動かすとズームイン、反対に右に動かすとズームアウトしながら表示するもののサイズを変更できます。


スクロールバーを左に少し動かして10mの−0.5乗に数値をセット。バスケットボールや物差しなど、普段の生活で目にするものが表示されています。


10mの−2乗になると、コーヒー豆やアリというようにして、視認できるものの、サイズが小さいものが登場しました。


10mの−3乗、0.001mはバクテリアや塩の粒など視認できるギリギリのサイズ。


白血球や葉緑体は10mの−5乗、約0.000001mくらいの大きさ。


10mの−9乗、0.0000000001mまでズームインするとαヘリックスやX線の波長、グルコースといった物質が見えてきました。


10mの−10.8乗で水素原子とヘリウム原子が登場。


10mの−14乗だとウラン核、それより少し小さいものが電子や塩素原子核といった物質。


10mの−24乗は1ヨクトメートルと呼ばれ、ニュートリノの直径と同じくらいです。


量子泡プランク長などが表示される10mの−35乗でズームインの限界。


ミクロの世界を堪能したあとは、スクロールバーを右に動かして、ズームアウトしていけば今度は逆にどんどん巨大化していきます。


10mの0.7乗でティラノサウルスやキリン、ゾウといった人間より大きいサイズの生物が登場。


成長すると高さが最大で100mにもなるセコイアや大型旅客機のボーイング747は10mの1.5乗で表示されました。


画面の中心に表示されているのが、直径1000mの円。南アメリカ大陸北部のギアナ高地にある、落差が979mある世界最大級の滝エンジェルフォールは左上に表示されているバチカン諸国よりも大きなサイズ。


10mの4乗にもなると、約76年周期で地球に接近するハレー彗星・エベレスト山脈・火星の第2衛星であるダイモスなど、すでに想像を絶する世界です。


10mの7乗、1000万mでは地球や火星、金星などを確認できます。


10の9乗だと、直径が約14億mある太陽やケンタウルス座アルファ星の第1伴星などが登場。


さそり座で最も明るいアンタレスかじき座S星は直径がおよそ10mの12乗、約1兆メートルという途方もない数値。


0が18個も並んだ100京メートルにもなると、オメガ星団ばら星雲といった天体レベルのものが登場します。


「人間が観測可能な範囲を超越している」とのことで、ついに来るところまで来てしまった感でいっぱいな気分に浸ることができ、スライダーをぐわーっと動かしまくることによって超絶ミクロな世界から超ド級に想像を突破した宇宙の果てまで、あらゆる意味で神の視点を一瞬にして体感することが可能です。