フランス人女性が、自身のブログ「Le coin des voyageurs」で、東京の地下鉄とチェコ共和国・プラハの地下鉄について紹介した。(イメージ写真提供:(C) Lucian Milasan/123RF.COM)

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 フランス人女性が、自身のブログ「Le coin des voyageurs」で、東京の地下鉄とチェコ共和国プラハの地下鉄について紹介した。

 筆者は、地下鉄はとても便利ではあるが、あまり快適でない場合もあると述べた。その理由として、乗客が多いと物理的に人が近づきすぎることがあるからだとつづった。

 そんな中、チェコ共和国や日本では、地下鉄での移動をより快適なものにするために、それぞれ違ったアイデアを採用していると注目した。

 筆者はまずチェコ共和国では、冗談なのかマーケティングのひとつなのか真偽は不明だが、プラハの地下鉄では「Love Train」というものを2013年末までに運行させるようだと紹介。

 これは、プラハの鉄道会社が、もっと国民に公共機関を利用してもらうために発表したキャンペーンで、この車両に乗れるのは独身の男女のみ。地下鉄をおおやけの出会いの場とすることで、鉄道利用者を獲得する狙いのようだ。このアイデアについて筆者は、「独身の人は自動車に乗らなくなるので、環境に良さそうだ」と述べた。

 一方、東京の地下鉄には、女性を守るための「女性専用車両」があることに触れ、「プラハの地下鉄とは違い、ナンパする隙もないようだ」と指摘した。また、「女性専用車両」は、通勤ラッシュ時の痴漢行為から女性を守るためというポリシーのもとに導入されたものだと説明。

 筆者は、男女の出会いがうまれるプラハの地下鉄と、男女が隔離される東京の地下鉄だったら、どちらを選びたいかと読者に問いかけた。

 これに対して、フランス人女性の読者は、東京の「女性専用車両」に迷わず乗り込むと答えた。中には、「男女を区別するのは好きではないが」と、フランス人らしい男女対等の意見を書いたうえで、それでも女性専用車両がフランスにあったら、安心できると本音をもらした。また、プラハの地下鉄について、中でどんなことが起こるか見てみたいという好奇心はあるものの、率先して乗り込みたいという積極性は見せなかった。

 フランス人女性は、日本人女性に比べて気が強い印象をもたれがちで、女性専用車両など必要なさそうに見える。また、男女の出会いに対して積極的にも思えるが、「出会い」よりも「保身」を選ぶ傾向が見られた。読者の意見から見ると、フランス人女性のイメージとは異なり、「女性専用車両」は意外に人気のようだ。(編集担当:下田真央・山口幸治)(イメージ写真提供:(C) Lucian Milasan/123RF.COM)