「日章旗に不満を言うやつはアホ」 日本人格闘家の発言が韓国で物議に

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日本の総合格闘家の長南亮(ちょうなん りょう)選手が、自身のツイッターで「旭日旗に文句言ってる奴アホ。歴史を学べ!まぁ無理だろうけどな」と発言をしたことを受け、韓国のメディアが「日本人ファイターが妄言」「非常識な発言」などと非難している。

発端は、カナダの総合格闘家ジョルジュ・サンピエールが着ていた道着。3月17日にモントリオールで開催されたUFC158に出場したサンピエールは、旭日旗がデザインされた道着を着て登場した。

韓国では旭日旗は軍国主義の象徴と見る傾向があるため、試合後、韓国のメディアはサンピエールと道着を制作したスポーツ用品メーカーを非難した。

韓国の総合格闘家でコリアン・ゾンビの異名を持つジョン・チャンソンも18日、自身のツイッターに「旭日旗はアジアのハーケンクロイツ」とコメントし、サンピエールの行動を問題視し、最近ナチス式敬礼をしてギリシャ代表から永久追放されたAEKアテネのMFヨルゴス・カティディス選手の写真も添付した。

非難を浴びたサンピエールとスポーツ用品店はこの後、謝罪へと追い込まれた。だが、一連の騒動を知った長南選手は、道着を非難した韓国側を逆に問題視。ツイッターの発言も、このような状況の中で飛び出したとみられる。

現在韓国のメディアは、長南選手が2011年に慰安婦に関する問題発言をしたとし、「(旭日旗に関する発言で)韓国人を激怒させた長南亮は、初犯ではない。慰安婦に関する卑劣な発言もしていた」などと報じ、さらなる攻撃を加えている。

・参照:Mfight
・参照:ハンギョレ

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