韓国で大規模なハッカー攻撃 「Whois Team」が犯行声明か

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韓国の主要放送局と金融機関の電算システムが20日、ハッカー攻撃を受け、当局が捜査に乗り出す中、「Whois Team」を名乗る集団による犯行だとの指摘が出ている。

韓国の報道によると、20日午後2時43分ごろ、「LG U+」電算システムを利用する会社職員だと名乗るツイッターユーザーが、「現在システムに明く説するとこのような画面が出る」とツイートした。一緒に投稿した写真には、黒い画面に赤い目をしたがい骨が浮かび上がる画像と、中央には大きな「!!!WARNING!!!」、上部には「Hacked By Whois Team」との文字があった。

また、一部のネットユーザーによると、Whois Teamはハッキングしたサイトのソースに次のようなメッセージを残したという。

「私たちはハッキングに興味がある。これは私たちの行動の始まりだ。利用者のアカウントとデータは私たちの手にある。不幸にも和立ち立ちはデータを削除した。私たちはすぐに戻ってくる(We have an Interest in Hacking. This is the Beginning of Our Movement. User Acounts and All Data are in Our Hands. Unfortunately, We have deleted Your Data. We'll be back Soon)」

今のところ「Whois Team」の正体は全くの不明。「LG U+」側は資料を通じて自社のネットワークには異常はないとしており、本当にこのような画面が表示されたのかどうかも分かっていない。また、放送局と金融機関へのハッカー攻撃とも、関係があるのかどうかも謎だ。

一部の専門家は、画像を見るとヨーロッパのハッカーである可能性が高いが、金銭目的ではないようだとし、しかしながらヨーロッパ発のハッカー攻撃だと偽装している可能性も排除できないと分析した。

・参照:国民日報
・参照:オーマイニュース

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