北米注目大会で、4階級のタイトル戦
王者がメジャーへ巣立つイベントの性格上、長期政権という形が少ないROCだが、今大会では4つの選手権試合中3試合が王者の防衛戦となる。王座決定戦は1試合、前回大会でチャンピオンとなったユライア・ホールの返上により、UFC戦績2勝5敗でリリースされたマイク・マッセンジオが、4年10カ月振りに自身をメジャーに送り出してくれたROC出場を果たす。対戦相手のロナルド・スターリングJrは、ストライクフォース・チャレンジャー帰り。当然、両者はROCのベルトの向こうにメジャー復帰を見据えている。
ROCと特徴として、戦績的には差のありそうな対戦でも、そのキャリアの少なさから数字に表れないノビシロを持っている選手も含まれており、アップセットも少なくない。登竜門大会以下で、鎬を削り合って勝ち抜いている彼らの実力が、日本国内居残り組とどれだけ差があるのか。そんな想像をめぐらせて、近未来のメジャー昇格組を探るのもROC観戦の楽しみ方である。