10日に行われたラグビーワールドカップ(W杯)ニュージーランド大会1次リーグA組初戦で、日本代表はフランスと対戦し、21対47で敗れた。

 2003年に開催された第5回W杯での対フランス戦でも、日本代表は29対51で敗れている。しかし、今回は日本国外出身の帰化選手が多数加わっており、以前より力もたくわえ、またプレーの内容も変わっているだろうという見方から、フランス代表は全力で日本戦に当たるべきという声がフランス国内でも高かった。

 フランス代表はベストメンバーで出場。日本を相手に初戦の勝ち星を上げたが、過去に優勝経験もあるフランス代表を相手に善戦した日本代表への好意的な意見がフランス国内でも上がっている。

 ラグビーに関する、フランス人のブログ「Un Monde de Rugby」は、現地で試合を観戦した筆者が、日本代表の試合内容について印象を述べている。

 まず、フランスはトライを6回決め、戦い勝利したが、ラグビーというスポーツをどうプレイしたか、そして心情面からも観客の心をつかんでいたのは日本だったと記している。

 攻撃的なフランスに対し、日本は守備面は弱かったものの、模範的な試合を見せてくれたと表現。シンプルだが効果的に試合を運んでおり、実力を出しきっていたと伝えている。特に後半最初まではインパクトと活気があるいい試合をしていたと絶賛している。

 また日本のサポーターについても好印象を抱いており、日本サポーターの気持ちの良い応援が、筆者がいたフランス側の応援席にまで伝わってきたと述べている。

 日本には課題も多いが、今回の試合で日本代表ヘッドコーチのジョン・カーワンが日本を良い方向に変えており、実力を伸ばしている過程にあるの印象を受けたと語る。

 最後に、筆者は将来的には日本代表は、国際的にも実力のあるチームになるだろうとの見方を示している。(編集担当:山下千名美・山口幸治)