桔梗印が特徴的な清明神社も登場。そのたたずまいが異様/[c]SHIMA FILMS

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15か国以上の映画祭に出品された『おそいひと』(04)で注目を集めた柴田剛監督。障害者が殺人を犯すというショッキングな内容で、拍手とブーイングを同時に浴び、賛否両論を巻き起こした異才監督だ。そんな彼の最新作『堀川中立売』(今春公開予定)は、予測不能で突飛なストーリーはもちろん、これまで以上にぶっ飛んだ作品になっているのだとか!

【写真】小学校の校庭で五芒星を描く少女。意味するものとは?

本作は、平安時代の陰陽師・安部清明をモチーフにした柴田監督のオリジナル作品。現代の京都に実在する交差点「堀川中立売」を舞台に、社会になじめない青年たちが、謎の男・安部さんに式神として操られ、妖怪とバトルを繰り広げていく。

劇中では、清明が式神を住まわせた言われている“もどり橋”と平行に位置した“堀川中立売”の橋を中心にパラレルワールドが展開する。また、京都中の妖怪をまとめあげ、街を支配しようとする妖怪“加藤 the catwalk ドーマンセーマン”や、妖怪の頭髪を夜な夜な抜く式神、さらには消費者金融会社の関係者を皆殺しにした過去を持つ凶悪犯など、とんでもないキャラクターが続々と登場! 冒頭から、現代なのかパラレルワールドなのか分からなくなるほど、異常なテンションの高さで物語が進んでいく。

これだけハチャメチャだと、ついていけないかも…と思った人もいるだろうが、大丈夫! 監督いわく「『カトちゃんケンちゃんごきげんテレビ』みたいなコメディーをやりたかった」と話しているだけあって、コメディー要素も満載。他の誰にも真似できない笑いどころ満載の奇妙な世界を堪能できるはずだ。4月2日(金)には『おそいひと』のDVDが発売され、特典映像として『堀川中立売』の予告編も収録される模様。予習も兼ねて、こちらをチェックしてみてはいかがだろう。【トライワークス】

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