「冨安健洋の復活は近い」現地練習取材から導き出した森保ジャパンの“仰天プラン”【日本代表のオランダ戦予想スタメン】
それを根拠に“大胆な策”が頭に浮かぶ。ワールドカップ本大会、オランダとの初戦で冨安を軸とした4バック採用があるかもしれないと──。
ただ、三笘薫と南野拓実の不在で“左シャドーが空白”となった現状を踏まえると、その左シャドーというポジション自体をなくす仰天プラン──4-2-3-1システム採用の可能性もあながち無視できないだろう。日本を相当研究しているはずのオランダの裏をかく意味では、有効な手段になり得るかもしれない。
4バックは、かねてから冨安ありきのシステムだと考えていた。前後左右をくまなくカバーでき、1対1に強いうえにフィードも正確な彼がいないと守備が安定しないと予測していたからだ。冨安が復調しつつあるのだから、3バックにこだわる必要は高くなくなったのではないか。
4-2-3-1システムでの予想布陣は以下の通りだ。GKが鈴木彩艶、4バックは菅原由勢、冨安、伊藤洋輝、鈴木淳之介、ボランチは佐野海舟と鎌田大地。2列目は右が堂安律、トップ下が久保建英、左が中村敬斗で、CFが上田だ。
3バックへの可変をより意識するなら、右サイドバックに冨安、右CBに渡辺剛を置くやり方もあるだろう。例えば右の冨安がオーバーラップする場合は渡辺、伊藤、鈴木淳之介が3バック、2シャドーは堂安と久保。左の鈴木がオーバーラップする時は冨安、渡辺、伊藤が3バック、2シャドーは久保と中村となる。
3月のスコットランド戦でも後半に3-1-4-2システムへ変更した森保一監督のことだ。今大会も“秘策”を携えているかもしれない。
もっとも、4-2-3-1システムは第2次森保ジャパン発足当時の基本形。そう考えると、「原点回帰」と表現したほうが正しいのかもしれない。
いずれにしても、冨安の起用法は日本代表の行方を占うファクターのひとつになる。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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