U-15日本代表は今月クロアチア遠征を行い、ブラトコ・マルコビッチ杯に参加して8チーム中4位となった。2011年生まれの選手で構成されるU-15日本代表は今回が初めての活動。城和憲監督のもとで初陣に臨んだ。

 19日の初戦はU-15イングランド代表と対戦した。前半にFWエデン・マホーニー・スミス(チェルシー)にこぼれ球を押し込まれて先制を許すと、MFブライアン・ナイオニ(マンチェスター・U)に追加点を奪われて0-2で前半を終了。後半にはマホーニー・スミスにペナルティエリア左から左足のシュートを決められた。それでも後半アディショナルタイム、FW田中綸太郎(FC ALONZA U-15)がこの世代の第1号ゴールをゲット。試合は1-3の敗戦に終わった。

 21日の第2節では地元のU-15クロアチア代表と対戦。前半13分、MF野口壱斗(ソレッソ熊本)がショートコーナーからリターンを受けてペナルティエリア右に侵入してグラウンダークロスを送ると、FW安達一平(FC東京U-15深川)がトラップからゴール右に流し込んで先制点を奪った。続く同17分にはMF鈴木遼(横浜FMJrユース)が左サイドからカットインしてグラウンダーのミドルシュートをゴール左に突き刺し、2-0とした。

 なおも日本は前半22分、野口のボール奪取から田中が持ち運んでカウンターを仕掛けると、最後は安達がペナルティエリア内左から強烈なシュートを決めて3点目。後半12分には野口がペナルティエリア右深くからマイナスに出したボールをMF八木橋源太(柏U-15)がゴール左にダイレクトで流し込み、リードを広げた。

 後半37分にビルドアップ中のミスからFWマテウス・エドゥアルド(フラメンゴ)にゴールを許したものの、4-1で逃げ切って11ジャパン初勝利を収めた。なおゴールを奪われたM・エドゥアルドは、ブラジルW杯クロアチア代表メンバーの元FWエドゥアルド・ダ・シウバ氏の息子だ。

 連勝を狙う22日の相手はU-15ブラジル代表。ただ前半21分に10番を背負うMFカウア・パブナ(フラメンゴ)にドリブルからゴールを許すと、同33分には最終ラインで浮き球の対応が中途半端になったところをパブナに突かれて2失点目を喫し、0-2の敗戦となった。

 日本は1勝2敗でグループリーグを終えて、2位通過でU-15アメリカ代表と戦う3位決定戦に進出した。3位決定戦では前半10分に安達が今大会3点目を決めて先制するも、同27分にMFザミール・ロヨ・レイナガ(カンザス・シティ)に同点ゴールを許した。その後MF山田湊斗(横浜FM Jrユース)のゴールで勝ち越したが、FWミロスラフ・レブコフスキー(セントルイス・シティ)に決められて2-2。そのまま突入したPK戦を落として4位で初めての活動を終了した。