[写真]=兼子愼一郎

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 16日(土)、大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)のチャンピオンシップ(CS)ファイナル GAME2が横浜アリーナで行われ、大阪ブルテオンがサントリーサンバーズ大阪にフルセット勝利を飾った。これでSVリーグ男子のCS ファイナルは1勝1敗のイーブンとなった。

 この試合、大阪Bのアウトサイドヒッター甲斐優斗は劣勢だった第1セットの途中からコートイン。持ち味である高さのあるスパイクや強力なサーブでチームに流れをもたらした。苦しい場面での出場について「自分に求められていることは攻撃の部分だと思うので、そこでしっかりチームに貢献できたことはすごく良かったかなと思います」と振り返った。

 試合後、大阪Bのトーマス・サムエルボ監督も「甲斐は非常によくやってくれた。彼の持ち味である攻撃面でパワーを発揮してくれたと思います」と、甲斐の活躍を評価した。

 甲斐は相手のサーブに狙われることも多く、この試合のサーブレシーブ成功率も26.1%と伸び悩んだ。そんなレセプションについて甲斐は「途中で智さん(山本智大)が『ディフェンスは任せろ』と言ってくれたので、本当に自分は攻撃に専念するだけだなと思いました。そんな中でもボールが来た時には、まずはコート内に残すということだけを意識しながらプレーしました」と、大阪Bの守護神・山本のサポートがあったことを明かした。

 15日(金)に行われたGAME1の第4セットでは、あと1点を失えば敗戦という中でリリーフサーバーとして出場。1本目のサーブは相手の強力なディフェンス陣を崩し得点に繋がったものの、2本目のサーブは無情にもネットに行く手を阻まれた。GAME1について甲斐は「すごく悔しかったです」と振り返るとともに、チームメイトからは「気にするな」と声をかけられたという。悔しい敗戦から切り替えを見せた甲斐は、GAME2でチームの勝利に貢献した。

 最終第5セットでは、緊張感が走る終盤にサービスエースを決めた甲斐。サーブに関してはサムエルボ監督から「お前は攻めていけ」という指示が出ていたという。甲斐は監督の指示通り、守りに入らないサーブを打ち続けた。サントリーサンバーズ大阪のオリビエ・キャット監督も、甲斐を「パワフルなサーバー」と評している。

 また、甲斐は前衛でも存在感を発揮。攻撃に対する意識について「まずは思い切ってできたというところが1つですし、ブロックされてもフォローが入っているので、そこは仲間を信頼しながら自信をもってプレーできました」と、チームメイトへの信頼が思い切ったプレーに繋がったとした。

 さらに、「思いっきり相手コートに打ち込むだけだと思っているので、守りに入って得点されるよりかは攻めた結果、得点された方が自分自身は良いかなと思っているので、攻め続けられたらいいかなと思います」と、攻めの姿勢を見せた。

 サントリーの高いブロックや堅いフロアディフェンスについては「相手が拾うなら自分たちも拾うしかないなと思っているので、そこで粘り負けしないように明日も頑張れたらなと思います」とコメントしている。

 泣いても笑っても今シーズン最後の戦いとなる17日(日)のGAME3。甲斐は次戦に向けて「今シーズン最後の試合になるので、体がどうなろうが勝ちに行くことだけを意識してプレーしたいなと思います」と、意気込みを語った。

 次戦のGAME3は17日(日)15:35より同じく横浜アリーナで行われる。