「どの角度から見ても敗因はイマナガではない」迫力欠くカブス打線に地元メディアが苦言 好投の日本人左腕は「勝つチャンスを十分与えていた」

好投を続ける今永の評価は確実に上がっている(C)Getty Images
カブスの今永昇太は現地時間5月13日、本拠地でのブレーブス戦に先発登板。7回0/3(96球)を投げ、被安打5、奪三振6、自責点2と好投を見せるも、チームが1-4で敗れたため、今季3つ目の黒星を喫した。
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現在、ナ・リーグ東地区首位を独走し、強打を武器にメジャー最高勝率を記録しているブレーブス打線を相手に、今永は圧巻のピッチングを披露。降板直前までソロ本塁打による1点のみに抑えた。8回のマウンドに登り、先頭打者にシングルヒットを打たれたところで交代が告げられ降板。その後、リリーフのフィル・メートンが打ち込まれ追加点を許す結果となったが、この試合のカブスは打線の援護の少なさが敗因に挙げられている。試合を通してわずか4安打、1得点という内容で、今永の好パフォーマンスを白星に結び付けられなかった。
シカゴのスポーツ情報を発信する『FANSIDED DA WINDY CITYFS』でも、この日の日本人エースのピッチングを高く評価しており、「イマナガはカブスに勝つチャンスを十分与えていた」などと訴えている。
さらに、「どの角度から見ても、この敗戦の原因はイマナガではなかった。もし別の日で、打線がもう少しつながっていれば、彼が勝利投手になっていても何ら不思議ではない」と主張しており、打撃陣については、「カブス打線はわずか4安打しか放てず、得点は誕生日を迎えたニコ・ホーナーのタイムリーによる1点のみだった」と苦言を並べた。
また他にも、「100球に届かない球数で7回を投げ抜いただけでも十分に見事だが、イマナガはその内容も圧巻だった」と7イニングの投球を振り返り、「抜群の制球力でストライクゾーンを巧みに使い、ブレーブス打線に早い段階でバットを出させていた」としてピッチングの組み立てを評している。
加えて同メディアは、「この日の黒星をイマナガ1人の責任とすることはできない」と強調するとともに、「もしカブスが、本当に投手陣を支えながら上位争いを続けたいのであれば、打線には何らかの改善が必要だろう」との見通しも綴っている。
今永はこのゲームで今季6度目のクオリティスタートを達成。5勝目を手にすることは出来なかったが、スターターとしての安定感は増す一方だ。投手陣の奮闘に応えるべく、停滞気味の打撃陣は一刻も早く本調子を取り戻すことが求められている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
