Photo: 小原啓樹

驚愕と、興奮と、いくらかの「マジか…」感。

ある日、パソコン工房などのショップを展開するユニットコムのPCブランド「iiyama PC(イーヤマピーシー)」から、ギズモード編集部に面白そうなPCが送られてきました。添えられていたメッセージによると「特にAIやゲームが好きな人に触ってほしい」とのこと。ふむふむ。

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というわけで、日頃AIニュースを片っ端からチェックしている編集部の金本と、ゲーム大好き中橋をお呼びしました。

金本:どんなPCなんでしょうね? やっぱりAIに強いのかな。

中橋:ゲームも推してるってことは、グラフィック性能はかなり高そうですよね。

期待に胸を膨らませている二人。しかしこの後、普段は冷静な彼らが「驚き屋」さながらの反応を見せることになります。

ようこそ、モンスタースペックの世界へ

さぁ、それではご対面いただきましょう。今回ご用意したPCはこちらです!

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その名も「iiyama PC LEVEL-M8AM-LCR98D-XKMXB-Limited Edition [RGB Build]」。iiyama PCのゲーミングライン「LEVEL∞(レベルインフィニティ)」から登場した、ミニタワーのデスクトップPCです。

中橋:お、デスクトップですか! カッコいいですね〜。

金本:AIやゲームも、存分に楽しみたいとなればやはりデスクトップですよ…って、ん? ちょっと待ってください…?

おや、金本が何かに気づいたようです。

Photo: 小原啓樹

金本:こ、ここ、こ、これは…!!

中橋:嘘でしょ…え、嘘でしょ!?

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金本・中橋:「NVIDIA GeForce RTX 5090 Founders Edition」!?

そう。今回のマシンの最大の特徴は、NVIDIAが誇る現代最強クラスのGPU、RTX 5090を搭載していること。しかもメーカーカスタムではないFounders Edition(ファウンダーズ エディション)なのです。

[Founders Editionとは]NVIDIAがチップ、基盤、冷却機構のすべてを設計したグラフィックボード(グラボ)。

中橋:え、これヤバくないですか? 良いんですか?ウチ(編集部)にあって。

金本:Founders Editionはこれまで日本では正規販売されていませんでしたし、このご時世で5090を拝めるだけでもありがいですよ。目に焼き付けておこう…。

ガジェットのプロたる二人が、まるで小学5年生に戻ったかのようにはしゃいでいるじゃあありませんか。

Founders Editionの採用はiiyama PCとしては初の試み。

その力をAIの処理性能に換算すると、およそ3,352TOPSにもなります(ちなみにWindowsの各種AI機能で要求される処理性能は40TOPS)。GPU専用のメモリであるVRAMは32GBで、過去のGeForceシリーズの中でも最高クラス。データをやり取りするスピード(転送速度)は1.7 TB/s超えと、コンシューマー向けPCの中でも最速のものの一つです。

金本:頭脳でいうところの知識量にあたるVRAMがGeForceシリーズ最大、さらに知識を呼び出すアクセススピードも豊富。まさに博覧強記を体現したかのようなグラボですよ。

中橋:それにほら、見てくださいよ。このコンパクトなサイズ感!

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中橋:この最強グラボが2スロット幅で収まっているなんて、ありえなくないですか?

このコンパクトさこそ、Founders Editionの強み。コンパクトゆえミニタワーサイズのケースにも収めることができ、見た目もスッキリとします。

金本:PCIeスロットが余ってるから、LAN増設などカスタムの自由度が残されているのもありがたいですね。

中橋:このサイズに消費電力550Wのパワーが秘められているってのが、僕はまだ信じることができませんよ…。あとシンプルにカッコいいですね。

金本:ずっと見ていられますね。映画より見ていられるわ…

Photo: 小原啓樹

PCを起動してもいないのに、この盛り上がりよう。すでにお楽しみいただいているみたいですが、本当に驚くのはここからですよ。

ローカルAIの動きがありえないくらい速い

ウルトラパワフルなGPUの強みとしては、まずローカル環境でAIを動かせることが挙げられるでしょう。LLMや画像生成、動画生成など、本来はクラウドに接続して利用する多くのAI機能が、ネット環境なしで利用できるんです。

Photo: 小原啓樹

金本:LM StudioからLLMモデルをダウンロードしてローカルで動かしてみましょうか。LLMの性能を計る基準の一つに「パラメーター数」というのがあって、例えば軽い言語モデルなら4〜8B(ビリオン)というところ。ノートPCで動かす場合は、PCの性能にもよりますけど12Bまでいくとキツいかなって感じなんですよ。

中橋:でもこれ、さっきから35Bのモデルも問題なく動かせる(Full GPU Offload Possible)って出てますけど…?

Photo: 小原啓樹

金本:さすが5090! 私のPC環境だと、このサイズのLLMモデルはまったく手が出ない…! さっそく35Bのモデルをダウンロードしてみましょう。

VRAMが豊富だと、選べるLLMの選択肢も豊富。もちろんそれだけでなく、LLMを動かした際の性能にも直結します。

中橋:お、ダウンロードが終わりましたね。

金本:じゃあ最初は適当に…「自己紹介をしてください」と。さてどれくらいの速度で返事が来るか…って、ええ??

GIF: ギズモード編集部

ダダダダダダダダ!!!

金本・中橋:返事、はやっ!!

中橋:待って待って、速すぎますって。考えている間(ま)が一切なかったですよ!? オンラインのチャットAIより早いですよ!

金本:なんだこの速さ、笑っちゃいますね。これが5090の世界か…。

レスポンスにかかる時間は1秒もありませんでした。この速度なら「人と話すスピード感」での対話が実現できそう。時間の節約にもなります。

金本:これだけのスピードとローカルで動く強みがあるなら、「毎月のAI課金の代わりに自宅でLLMを動かすほうがコスパが良い」とすら言えてしまうかもしれませんね。

中橋:5090をコスパで語る人、初めて見ましたよ。でも確かに、LLMってクラウドでAPIキーを使うと青天井で課金されていくそうですからね。

金本:本格的にAIを使い込みたい人ほど、5090は魅力に感じるでしょうね。うわーすごく欲しくなってます、今。

AAA級ゲームが、軽いゲームに見えてしまう

続いてゲーミング性能もチェックしていきましょう。「NVIDIA GeForce RTX 5090」はAIレンダリング技術のDLSS 4および4.5に対応していて、MFG(マルチフレーム生成)による圧倒的なフレームレート向上が可能。ゲーマーにとっては憧れの機能です。

金本:マルチフレーム生成はかなりトレンドですからね。ゲーム側の対応も必要ですが、最新のDLSS 4.5では表示できるフレームは最大6倍にもなっています。

中橋:ちょっともう、想像できないヌルヌルさになりそう…。

では、異次元のヌルヌル体験を味わってもらうとしましょう。今回はDLSS 4.5に対応したゲームをプレイしてみました。

金本:では重量級ゲームの定番である『サイバーパンク2077』をプレイしてみましょうか。グラフィック設定はどうします?

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中橋:もう画質設定のスライダーは全部右はじ(最大設定)にしちゃいます。解像度は…このモニターだとWQHD(2,560×1,440)ですね。

金本:ちょ…いっちゃいます? ノートPCでは許されない大胆過ぎる設定だ。

そしてベンチマークを起動。DLSS 4.5によりフレームレートは大幅に増加しており、さらにレイトレーシングの美麗さも圧倒的!

Photo: 小原啓樹

金本:えっ? やばいやばい! 320fps余裕で出てる!

中橋:いま一瞬400超えてませんでした!? これほどサクサクだと、軽いゲームだと錯覚しちゃいますよ。

金本:うおー『サイバーパンク2077』を軽いと表現するなんて罰当たりすぎ。でも気持ちすごく分かります。

ベンチマークだけでこんなにテンション上がること、ある? その後はグラフィック設定を全部右にした状態でプレイしてもらいましたが、ここでも新たな発見が。

金本:自分も『サイバーパンク2077』は相当やり込んだつもりだったんですけど、銃のディテールをここまで細かく見たのは初めてです。見たというか、もはや見入っちゃいます。

中橋:乗り物で高速移動してもフレーム生成による違和感は無いし、ただただ快適ヌルヌル軽快ゲーをプレイしてる感覚です。うわー、これもう1回最初からプレイしたいな。

何十時間も遊んだゲームなのに、新鮮なワクワクに夢中になる二人。ウルトラハイエンドなグラフィックからしか得られない栄養素は、実在するようです。

Photo: 小原啓樹

金本:あれ…? そういえば、ファンの音とか全然気にならなかったですね。LLMのときから。

中橋:確かに。ミニタワーってことで冷却がちょっと気になってたんですけど、全然余裕ありそうですね。

「NVIDIA GeForce RTX 5090 Founders Edition」は、ヒートパイプが直結した3Dヴェイパーチャンバーとアクティブフィンによる素早い放熱機構も特徴。静音性に優れるので仕事やゲームにどっぷり没入できます。

ハイエンドとコンパクトって、両立できる

というわけで「NVIDIA GeForce RTX 5090 Founders Edition」を搭載したマシン、「iiyama PC LEVEL-M8AM-LCR98D-XKMXB-Limited Edition [RGB Build]」を体験していただきました。いかがでしたか?

中橋:もうね、感動疲れしました。だって何しても「スゴい」と「ヤバい」しか出てこないんだもん。声も疲れた…。

金本:何を動かしても余裕がありましたよね。AIもゲームも性能限界を感じることがなく、あまりにも快適で。これを体験しちゃうともう一般的なPCじゃ満足できなくなるのは間違いないですね。あぁ、欲しすぎる…。

Photo: 小原啓樹

中橋:ローカルでのLLMも余裕で動いて、さらにゲームも最高画質で楽しめるなんて、仕事でも遊びでも文句なしのマシンって感じでした。

金本:本格的にAIを使いたい人にとってはコスパ面でも頼りになりますし、ミニタワーというのも家に置きやすくて良いですよね。

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価格は税込88万3800円〜。驚きはありません。むしろコスパ良いのでは。

今回のモデルはミニタワーケースでしたが、ミドルタワーケースならPCI Expressスロットに拡張カードが追加可能なのもうれしいところです。

「iiyama PC LEVEL-M8AM-LCR98D-XKMXB-Limited Edition [RGB Build]」は、まさに現代PCの頂(いただき)を体験できるモデル。さぁ、キミも400fpsの世界を味わってみないか?

Source: iiyama PC