自分や家族の入院はいつ訪れるかわからないもの。しかし、いざというときに「なにを用意すればよいの?」と迷ってしまいますよね。そこで先日5日間の短期入院をした若松美穂さん(50代)が、実際に「あってよかったもの」を5つ紹介します。

1:キャリーケースは退院の日に大活躍

持病の手術の予定が早まり、連絡があってから10日後には入院することに。私が入院時に「持って行ってよかったもの」がいくつかありました。

【写真】退院日に使ったキャリーバッグ

意外にも「よかった」と感じたのがキャリーバッグです。最初は「短期入院でキャリーは大げさかな」と思いながら準備していたのですが、結果的には大正解でした。

とくに実感したのは退院の日。私は電車で帰る必要があったのですが、思っていた以上に体力が落ちていて、荷物を持つのがとても大変に感じたのです。キャリーバッグでさえ重く感じるほどだったので、手持ちタイプの荷物ならもっと負担が大きかったと思います。

2:シャンプーシートはお風呂に入れない日の救世主

入院中はお風呂に入れない日もあります。そのためウェットタイプのボディーシートをいくつか用意していきました。病院で用意されることもあるので必須ではありませんが、「自分のタイミングで使える」という安心感は大きかったです。

なかでも助かったのが、ダイソーの「シャンプーシート(25枚入・税込110円)」。以前、母が自宅療養をしていた際に使ってみて、とても好評だったアイテムです。

実際に使ってみると、地肌を優しくふくだけで驚くほどさっぱり。「手袋タイプだったらもっと使いやすいかも」と思いつつも、十分にリフレッシュして過ごせました。

3:病院のパジャマ・タオルレンタル

入院準備というと、あれこれ持ちものをそろえがち。しかし、家族に負担をかけないため、パジャマやタオルは思いきってレンタルしました。帰宅後、洗濯に追われる必要がないのは想像以上にラク。体調が万全でないときほど、「もたない選択」は助けになります。

ちなみにレンタル品は、

・上下に分かれた浴衣型の入院着(上下繋がったものとどちらにするのか選べました)
・バスタオル
・フェイスタオル

で私の場合は1日407円。そこにサービスで以下のものがつきました。

・歯みがき用コップ
・歯ブラシ
・歯みがき粉
・ボックスティッシュ
・ウェットティッシュ
・シャンプーとリンス

病院で使ったものはあまり家に持ち込みたくないという方にも向いていると思います。

4:好きな色のタオルや小物に囲まれると安心

入院は気が滅入るもの。そこで、よく目に入る枕元だけは気分が落ち着く空間にしようと決めました。病院でレンタルしているタオル類以外で、ピンクのバスタオルやタオルを用意し、優しい色合いでまとめることに。

さらに、普段から履き慣れている厚手のピンクの靴下も持参。室温は快適に保たれていましたが、足もとの冷えを防ぐことで安心感につながりました。

加えて、お友だちやお客様からいただいたブラシやハンドクリーム、ポーチなどもそばに。見慣れたものに囲まれているだけで、不思議と気持ちが落ち着きました。

5:ひざかけの「いつもの肌ざわり」でよく眠れた

もうひとつ役立ったのが、お気に入りのひざかけです。

慣れない環境や緊張感は、思っている以上に眠りを浅くしてしまうもの。そんななか、いつもと同じ肌ざわりに包まれることで自然とリラックスでき、スッと眠りにつくことができました。

食事の際にはベッドの汚れ防止に使ったり、寒いときには肩にかけたりと、使いみちもいろいろ。1枚あるだけで、快適さがグッと変わるアイテムでした。

安心のための準備は、少し多いくらいでちょうどいい

入院準備をしていて感じたのは、「荷物は最初から完璧な量でなくてよい」ということでした。

自分が安心するための準備だからこそ、まずは必要そうと思うものを並べてみる。そこから重さや量を見ながら、少しずつ減らしていく。そんな進め方が私には合っていたように思います。

これから入院を控えている方やご家族に向けて、少しでも参考になればうれしいです。