これまで主力だった堂安も序列が低下している。(C)Getty Images

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 昨夏にフライブルクからフランクフルトに移籍した堂安律はシーズン序盤、主力として躍動していた。だが、チームが不調に陥るなかで徐々に存在感が希薄に。2月にアルベルト・リエラ新監督が就任して以降は、序列が低下し、不慣れなインサイドハーフで起用されたり、ベンチスタートとなったりと苦しんでいる。

 そんな日本代表の10番について、ドイツの大手スポーツ紙『Bild』は「ドウアンはアイントラハトを退団したがっている。代理人はすでに移籍先を探している」と報じた。

 そのブンデスリーガの強豪フランクフルトで内紛が起こっているようだ。『HARIAN BASIS』は4月30日、「フランクフルトのリエラ監督は、内部からの批判に直面している」と題した記事を掲載。次のように報じた。

「フランクフルトのリエラ監督は、土曜日のハンブルガーSVとのホームゲームを前に、チーム内で混乱を引き起こしている。『hr-sport』と『Bild』の報道によると、ジョナサン・ブルカルトやマリオ・ゲッツェといった主力選手との深刻なコミュニケーションの問題や対立がチームの結束を脅かしているという」

 同メディアは、「緊張関係は、チーム得点王のブルカルトのケースで特に顕著だ。今シーズンすでに10ゴールを挙げているこのストライカーは、アウクスブルクとのドローゲームでほぼ試合を通してベンチに座り、88分になってようやく交代出場を果たした」と続けた。

「『Bild』の報道によると、今回の降格は、リエラ監督が25歳の選手の体脂肪率と守備パフォーマンスを批判したことが原因だという。注目すべきは、監督が選手本人に直接話しかけるのではなく、アシスタントコーチのヤン・フィーサーに伝えるよう指示したという点だ」
 
 そしては、「ワールドカップ優勝経験を持つマリオ・ゲッツェにも同様の傾向が見られる」と指摘している。

「4月初めに契約を延長したにもかかわらず、リエラ監督はほとんど彼を起用しようとしていない。ゲッツェはヴォルフスブルク、ライプツィヒ、アウクスブルクとの試合のメンバーには選ばれたものの、出場機会はなかった。マインツ戦を前に、ゲッツェは完全にメンバーから外され、hr-sportによると、その決定は再びアシスタントコーチを通じて伝えられたという。クラブ内では、監督の厳しい態度と直接的なコミュニケーション不足が主な批判点となっている」

 また、同メディアは、別の記事でもブルカルトのベンチスタートについて言及した。

「ブルカルト以外にも、マリオ・ゲッツェやリツ・ドウアンといったスター選手もローテーションの影響を受けた。同点ゴールを決めたドウアンは、ハーフスペースでの自身の役割に苛立ちを露わにした。ドウアンは『このポジションでプレーするのは初めてなので、頭が混乱している』と語った」と伝えた。

「マリオ・ゲッツェのような経験豊富な選手でさえ出場機会がほとんどないため、チーム内では不満が高まっている。2014年ワールドカップ優勝メンバーであるゲッツェは、ここ7試合のうち6試合でベンチ入りにとどまっている」

 主力選手とスペイン人指揮官の間には、小さくない溝ができているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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