ゴルフ界にデータ革命を起こしたメソッドとは?
多くの海外コーチのメソッドを現地で直接指導を受けてきた吉田洋一郎がその概要をアマチュアにもわかりやすく解説。
連載の第53回目は、科学的な統計分析によって「ストロークス・ゲインド」の発想を生み出しゴルフ界にデータ革命を起こしたマーク・ブローディのメソッドを紹介する。
メソッドを習得Step1 ドライバーの飛距離と次打への影響を記入
ドライバーショットの飛距離と結果を記録する。飛距離は、目印となる吹き流しやゼブラポールなどを基準に概算し、結果は次打が打てる状況かどうかによって評価する。
IPやバンカー、吹き流しなどの目印を基準に飛距離を概算
曲がったかどうかよりも、次打が打てるかどうかで評価
メソッドを習得Step2 グリーンを狙ったショットの結果を評価
グリーンを狙ったショットがグリーンをとらえたかどうかだけでなく、チャンスにつけられたか、大きく外したかなど、「余分な1打」が必要になったかどうかを評価の基準にする。
大きく外したり難しいアプローチが残った場合は0p。
グリーンに乗っても3パットのリスクがある場合は0・5p。
メソッドを習得Step3 アプローチが寄ったか寄らなかったかを評価
アプローチでの結果は、寄せワンを決められる1パット圏内や2メートル以内に乗せられたら1p。ザックリなどの大きなミスをしてしまった場合などは、明らかに1打損しているので-1pとなる。
1パット圏内に寄せられた場合は1p追加
大きなミスは1ストロークを失ったことになる
メソッドを習得Step4 パット数に加えてカップインした距離を記入
パット数を記録しておくことはもちろんだが、最後にカップインさせた距離を記録しておくと、何メートルのパッティングならカップインの可能性が高いかを把握する基準となる。
その日入ったパットでいちばん長いパットは、何メートルだったかチェックする。
レベルアップに必ず役立つ! データ革命スコアカードの記入例
スコアカード全面を使って結果を詳細に記録する。
右ページの各結果をポイントでスコアカードに記入。合計ポイントを増やすことも大事だが、1つ1つのプレーを振り返って問題点を洗い出せば、どこを練習すればスコアアップにつながるかが一目瞭然になる。
いかがでしたか? スコアカードを使って結果を正確に把握してスコアアップを目指しましょう!
ゴルフにデータ革命を起こした巨匠 マーク・ブローディ
コロンビア大学ビジネススクールの教授で、専門である財務分析のデータ分析手法をゴルフに応用。ゴルフ界にパラダイムシフトを起こした。
解説・レッスン=吉田洋一郎
●よしだ・ひろいちろう/1978年生まれ、北海道出身。スイング研究に強い情熱を燃やし、海外で直接有名コーチのメソッドを学び知識を広げる。日本ゴルフスイング研究所主宰。
構成=鈴木康介
写真=中野義昌
協力=取手桜が丘ゴルフクラブ
(アコーディア・ゴルフ)
