気象庁は今日30日、最新の1か月予報を発表しました。この先1か月の気温は全国的に高いでしょう。ゴールデンウィークで生活リズムが普段と異なったり、疲労がたまったりするため、連休明けは特に熱中症に注意が必要です。沖縄では5月上旬に梅雨入りし、長雨のシーズンを迎えそうです。

沖縄は5月上旬にも梅雨入りか

今日30日、気象庁は最新の1か月予報を発表しました。
それによりますと、1か月平均の海面気圧は、日本の北で平年より低く、低気圧は日本より北を通過しやすいと予測されています。一方、本州付近には弱い気圧の谷が予測されています。その間の北日本では低気圧や前線の影響を受けにくい予想です。そのため、北日本では平年より晴れる日が多く、向こう1か月の日照時間は平年並みか多いでしょう。
東日本と西日本は数日の周期で天気が変わり、平年と同様、晴れる日が多い見込みです。日照時間・降水量はほぼ平年並みでしょう。

一方、沖縄・奄美では、5月上旬は前線や湿った空気の影響を受けやすく、平年よりもくもりや雨の日が多くなりそうです。沖縄付近には5月3日(日・祝)以降、前線が停滞する予想となっていて、日本気象協会が今月23日に発表した「2026年梅雨入り予想」によりますと、沖縄では5月上旬に梅雨入りを迎えそうです。5月中旬には前線などの影響を受けにくい時期があり、梅雨の中休みとなりそうですが、下旬はくもりや雨の日が多く、梅雨空が続きそうです。

高温傾向が続く ゴールデンウィーク明けは特に熱中症に注意

この先、日本付近は暖かい空気に覆われやすく、気温は全国的に高い予想です。
ゴールデンウィーク中、北日本では気温は平年より高く、東日本や西日本でも25℃前後の日が続くでしょう。毎年5月のうちから熱中症で救急搬送される事案が発生していますので、こまめな水分補給や休憩を心がけてください。お出かけ中、車内での熱中症にも十分注意してください。

一方、特に熱中症に注意してほしいのが、ゴールデンウィーク明けの時期です。連休明けも東日本や西日本、沖縄・奄美を中心に夏日(最高気温25℃以上)が予想されています。
体が暑さに慣れていないことに加え、連休中に普段と違うリズムで生活することや、疲労がたまることなどで熱中症にかかるリスクが高まります。十分に休養・睡眠をとったり、3食しっかりと食べて栄養をとったりしてください。また、軽い運動などで、体を暑さに慣れさせること=暑熱順化も熱中症予防のための対策になりますので、心がけてください。

【北日本】北海道・東北地方
【東日本】関東甲信・東海・北陸地方
【西日本】近畿・中国・四国・九州北部・九州南部
【沖縄・奄美】鹿児島県奄美地方・沖縄地方

暑熱順化をするために日常生活でできること

暑熱順化には、体を暑さに慣れさせることが重要です。個人差もありますが、暑熱順化には数日から2週間程度かかります。暑くなる前から余裕をもって暑熱順化のための動きや活動を始めましょう。
暑熱順化のための動きや活動には、次のようなものがあります。

・ウォーキングやジョギング
帰宅時にひと駅分歩く、外出時にできるだけ階段を使用するなど、少し汗をかくような動きをしましょう。目安としては、ウォーキングの場合の時間は1回30分、ジョギングの場合の時間は1回15分、頻度は週5日程度です。

・サイクリング
通勤や買い物など、日常の中で取り入れやすいのがサイクリングです。目安とし
ては、時間は1回30分、頻度は週3回程度です。

・筋トレやストレッチ
室内では、筋トレやストレッチなどで軽く汗をかくことができます。ただ、室内
の温度や湿度には十分注意して、暑くなりすぎたり、水分や塩分が不足したりし
ないようにしましょう。目安としては、時間は1回30分、頻度は週5回〜毎日
程度です。

・入浴
シャワーのみで済ませず、湯舟にお湯をはって入浴しましょう。入浴の前後に
は十分な水分と適度な塩分を補給し、入浴して適度に汗をかくとよさそうです。
目安としては、入浴の頻度は2日に1回程度です。

暑熱順化ができても、数日暑さから遠ざかると効果はなくなってしまいます。自分が暑熱順化できているかを意識し、まだ暑熱順化できていないときには、こまめな水分補給や涼しい場所での休憩などで熱中症を予防しましょう。