今秋ドラ1候補の横浜・織田翔希、カージナルスなどMLB3球団の前で10K完封「チームのために投げる」
◇春季高校野球神奈川県大会準々決勝 横浜3―0桐蔭学園(2026年4月25日 保土ケ谷)
春季高校野球神奈川県大会の準々決勝が行われ、今春選抜に出場した横浜が3―0で桐蔭学園を下し、準決勝に進出した。
今秋ドラフト1位候補の最速154キロ右腕・織田翔希投手(3年)は、楽天、DeNA、カージナルスなど日米5球団のスカウトが視察する中、5安打完封勝利。最速149キロの直球を軸に10三振を奪った。昨夏甲子園の津田学園(三重)との3回戦以来となる完封勝利に「全く疲れは感じませんでした」と晴れやかな表情で語った。
18日の鎌倉学園との4回戦後、「気愛」をスローガンに掲げた横浜。名門ゆえの「重圧」を背負う上で、互いに助け合って戦うことを再確認するキーワードだ。織田も「監督さんはじめ野手、ベンチがもの凄く良い空気をつくってくれたので楽しく投げることができた」と仲間のサポートに感謝。村田浩明監督から指導を受けたというカットボールも効果的に使い、スコアボードにゼロを並べた。
4強に導いたエースの投球について村田監督は「緩急使うピッチングができたのは収穫」と称賛。楽天の部坂俊之スカウトも「押したり引いたり、考えて投げているのが分かる」と投球術を評価した。
春季神奈川県大会優勝まで2勝に迫り「変わらずチームのために投げる」と織田。「気愛」を力にエースとしての重責に打ち勝つ投球を見せている。(片山 和香)
◇織田 翔希(おだ・しょうき)2008年(平20)6月3日生まれ、北九州市出身の17歳。足立小1年から足立クラブで野球を始め、足立中では軟式野球部に所属。横浜では1年春からベンチ入り。50メートル走6秒7、遠投100メートル。好きな言葉は「感謝」。1メートル85、80キロ。右投げ右打ち。
