山形放送

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山形県勢懇話会の例会が22日、山形市で開かれ、共同通信社の川北省吾さんが「『力こそ正義』トランプの暴走 日本、世界はどう向き合うべきか」と題して講演しました。

講演で川北さんは、トランプ大統領が政権を取って以降、「自国第一主義」を推し進め、アメリカが国際法を無視する動きを進めていると指摘しました。また、今回のイラン戦争について、5月に控えた米中首脳会談を見据えて、中国と友好的なイランの政権の体制転換を図り、アメリカが中国に対して優位な立場を取ろうとする狙いがあると分析しました。一方で、日本が取るべき選択について次のように述べました。

共同通信社 川北省吾さん「日本というのは戦後、法の支配と自由貿易と多国間主義を守ってきた国なので、この理想は捨ててはいけない。日米同盟とこの理想の両立をしていなかくてはいけない」

また、川北さんは、かつてスターリンが強権をふるったソ連が崩壊したことを引き合いに出し、短期的には強権的な政治が支配しても、長期的には秩序ある政治がしばしば優位に立つと述べました。大国が軍事力を背景に自国の利益を押し通しても、その影響が長期的に続くとは限らないとの考えを示しました。