家のとんかつが劇的に変わる!定番ソース以外で試すべき調味料を本気で検証した結果
賢明なる『おと週』読者の皆様。家でとんかつに何をつけて食べてます?今回は自宅でとんかつをもっと惹き立てる調味料を大調査!新たなとんかつの魅力を見つけられるかもしれません。
意外なものがとんかつの味を引き立てる!
たいていの方が家でとんかつを食べる際に使うのはとんかつソースをはじめとする、いわゆるソースを代表格に、塩とレモンにマスタード。少数派で醤油にケチャップ、マヨネーズ、ソースに擦りゴマを混ぜてみたり、あとはポン酢に大根おろしあたりがせいぜいじゃないでしょうか?
しかァ〜し!世界は多様性の時代ですよ。実は今まで当たり前だと思っていた調味料以外に、とんかつをもっとおいしく食べられるようなニュースターが潜んでいる可能性があるかもしれない。そんな可能性に賭けてみた。

試すべし!そして新たなとんかつの魅力に開眼せよ
つうことで、「もしやとんかつと合うんじゃないか?」と選ばれし10の精鋭調味料、50音順は以下でございます。それもご家庭での使い勝手も考慮し、ボトルからサッととんかつにかけることができる商品のみを選んてみました。
・キムチの素(桃屋)279円

キムチの素(桃屋) 279円
・ごまだれ(ミツカン)329円

ごまだれ(ミツカン)329円
・スイートチリソース(メープラノム)289円

スイートチリソース(メープラノム)289円
・田楽みそ(新庄みそ)279円

田楽みそ(新庄みそ)279円
・ホイップクリーム(イオン)259円

ホイップクリーム(イオン)259円
・ねり明太(ハウス)429円

ねり明太(ハウス)429円
・のりたま(丸美屋)246円

のりたま(丸美屋)246円
・バジルソース(キューピー)538円

バジルソース(キューピー)538円
・バーベキューソース(ハウス)376円

バーベキューソース(ハウス)376円
・豚丼のたれ(ベル食品)268円

豚丼のたれ(ベル食品)268円
そんな10種をとんかつにつけるわ、かけるわ、徹底式に試食……まぁ実際はもっと多くの調味料で試食しましたが、その結果、皆様も驚くような、とんでもないニュースターが隠れておりました。本当です。期待して読んでください。
美味しいものも美味しくないものも……ランキング発表!
それでは10位から1位まで、ランキング形式で発表いたします!
まず10位は『ホイップクリーム』でした。あの〜、よく「人のやらないことをやれ」とか「チャレンジなくして成功なし」とかいいますが、ものごとには限度がありますね。ホイップクリーム付けたとんかつ……予想はつくと思いますが、激マズでした。そして今、この記事を書いてたら、あのマズさが脳裏に蘇ってきて、すっごいイライラしてまいりました。

10位『ホイップクリーム』
似たタイプでブルーベリーソースも「フレンチっぽくない?」と甘い予想をたてて試してみましたが、これも思い出すだけでイライラだよバーロー!
9位に『田楽みそ』。恐ろしいことに、これで食べると、とんかつがコンニャクの味噌田楽にしか感じられない。田楽みその味が強烈すぎて、それしか感じられないのだ。結果、豚肉がコンニャクになるという、典型的なお金の無駄使い!とんかつは苦手だが味噌田楽は好きという方にのみオススメ。
8位『キムチの素』。試食前の「きっと旨い!」という予想を覆し、屈辱の下位グループ。なぜか?キムチの素って、主張の強い味の完成度が高すぎて、とんかつが影に隠れてしまうんですよ。とんかつならではの肉の旨みよりも、キムチの素の旨みの方が前面に出てきちゃう。
最近人気のタイのシラチャーソースも、その主張高き味の完成度から同じようなパターンに陥りました。主張の強い味の完成度高レベル調味料は、とんかつには合わない模様。
蛇足ですが、シラチャーソースと同じタイ繋がりで『ナムプラー』も試してみましたが、あの魚系発酵の旨みは、正直とんかつに合わないわ、マジで。
7位『ごまだれ』。しゃぶしゃぶに使うアレですが、これは旨い。旨いんだけど7位なのには理由がある。人間の味覚っていうのは恐ろしいもんで、「ごまだれイコールしゃぶしゃぶ」って刷り込まれてるんでしょうね。だからとんかつもごまだれで食べると、印象はズバリしゃぶしゃぶ。ブ厚い豚しゃぶを喰ってる気分。
まったく同じ感覚に陥ったのが『焼肉のたれ』。これで喰うと、とんかつがブ厚い豚焼肉に感じられる。ブ厚い豚しゃぶもブ厚い豚焼肉もイイじゃない!とは思いますが、とんかつならではの味わいを“活かす”調味料という意味で7位といたします。
ここから中位グループ。ということで6位はコレ。『ねり明太』です。辛子明太子の味が、とんかつとまったく融合せず、ノーガードで殴り合いのケンカしている状態。でもそれがイイの。一噛みするごとに「あっ、とんかつ」とか「今度は明太子」とか、微妙に味変する。ふたつの味覚が同時というか時間差で味わえるといいますか、『バットマン』に出てくるヴィランの『トゥーフェイス』的な倒錯の味覚体験を味わいたい方、ぜひ一度。

6位『ねり明太』
そして5位は『バーベキューソース』。ひと言でいえば、とんかつソースに燻香が加味された味わい。安心してお試しください。似たような調味料で『デミグラソース』を「旨いはず」と試したら、とんかつにかけると、なぜかとんかつソースをかけた味と大差がない味わいに。諸行無常だなァ…。
4位『豚丼のたれ』。甘じょっぱく濃厚な醤油ベースの味が、豚肉の旨さをわかりやすく引き立てる、王道系。ただ!豚丼をよく食べる人は、『ごまだれ』や『焼肉のたれ』と同じパターンで「これ、豚丼と同じじゃん」と思うかも。それもまた人生。
さぁベストスリーです。ここからは掛け値なしで自信を持って超オススメ。
3位『バジルソース』!とんかつがいきなりイタリアンテイストに劇的変貌!バジルの強烈な香りがとんかつの良さを邪魔するどころか、グイグイと引き上げる。オシャレ度は文句無しナンバーワン!!とんかつ専門店でもぜひコレを卓上に置いてほしいくらい。

3位『バジルソース』
そして2位はなんと『のりたま』!ふりかけなんで、たっぷりかけても衣がベチャっとしないという強みのみならず、卵の味わいが、カツ丼のかつ煮的なアクセントを加えてくれる。この組み合わせを発見できただけでもこのページをやった価値がある!
そして栄光の1位はタイの『スイートチリソース』だ!酸味、辛味、塩味、甘み。考えると、この構成って、とんかつソースに近いんですよね。でもとんかつソースとはまったく違う、今まで食べたことのないとんかつが味わえる。これぞ『パラレルワールドのとんかつソース』!
さぁ新しきとんかつの味を試せ!
イラスト/倉本トルル、文/カーツさとう
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
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※月刊情報誌『おとなの週末』2026年3月号発売時点の情報です。
