家がきれいな人は「ホコリをためない」。繊維の摩擦が発生する「洗面所やトイレ」がカギ
新生活が始まる春。気持ちよい空間を保ちたいと思いながらも、忙しいと掃除はついあと回しになりがちではないでしょうか。「掃除を無理なく続けるコツがあります」というのは、ナチュラルクリーニング講師として活動する本橋ひろえさん。今回は、洗剤づくりの仕事での知見を活かし、汚れをためない掃除のコツを教えてもらいました。

どんな家にも発生する「ホコリ」は“増える汚れ”
どんな家でも発生し、防ぐことのできない汚れがあるのを知っていますか? それは「ホコリ」です。
留守中やあき家であっても、ホコリは自然とたまっていくもの。棚の上や床のすみ、テレビのまわりなど、気づけばいつの間にか目につくようになっています。
ホコリはためてしまうと落としにくくなりますが、軽いうちなら簡単に取りのぞくことができます。
つまり、「こまめに掃除するほどラクに落とせる汚れ」なのです。
ホコリは「繊維の摩擦」で発生。原因がわかれば、ぐっとラクに

ホコリは特別な汚れではなく、私たちの暮らしの中で自然に生まれるものです。
衣類や寝具の繊維クズ、人の皮膚や髪、ペットの毛、外から入り込む花粉や砂ボコリなど、原因はさまざま。なかでも多く発生するのが、「繊維の摩擦が起きる場所」です。
洗面所やトイレは、衣類の摩擦によって細かい繊維クズが出やすく、ホコリがたまりやすい場所です。
また、発生したホコリは静電気によって集まります。テレビや冷蔵庫などの家電まわりにたまりやすいのは、そのためです。
「どこを掃除すればいいのか」がわかるだけで、掃除の迷いはぐっと減ります。どの場所をどのくらいの頻度で掃除するのか、どんな道具を使い、どのタイミングで行うのか。
そこまで見えてくると、自然と手が動くようになります。
毎日続けるために、道具はできるだけ「シンプル重視」

掃除を続けるためには、道具もできるだけシンプルで、お手入れが簡単なものがおすすめです。また、毎日の掃除は洗剤を使わない方法にすると、手軽に続けやすくなります。
私が使っていて、おすすめの掃除道具はこちら。
・ユニ・チャーム「ウェーブハンディワイパー」¥662
・花王「クイックルハンディ本体 伸び縮みタイプ」¥755
この2つをすぐ手に取れる場所に置いておくだけで、「やろう」と思った瞬間に動けるように。特別な準備をしなくても、ついでやすき間時間に掃除できることが、続けるポイントです。
1日1回、ホコリを取りながら家の中をぐるりと歩き回ってみてください。
●掃除のタイミングは「起床後」と「帰宅後」

ホコリは、人の動きや空気の流れで舞い上がり、留守中や就寝中に床へと落ちていきます。落ちたホコリを舞い上げる前に取りのぞくことが、効率よく掃除するコツです。
おすすめのタイミングは、起床後と帰宅後。また、ホコリは上から下へと落ちてくるため、週に1回は目線を上げて、高い場所の掃除も意識しましょう。
ホコリをためないだけで、空間は整いやすくなる

ホコリの中には、花粉やカビ、ダニ、ウイルスなどが含まれている可能性も。こまめに取りのぞくだけでも、空間を気持ちよくキレイに保つことができます。
洗剤を用意して家中を完璧に掃除しようとしなくても大丈夫。まずは「迷わない毎日のホコリ掃除」から始めてみましょう。
新生活は、新しい習慣を取り入れるのにぴったりのタイミング。毎日のほんの少しの積み重ねが、心地よい暮らしにつながっていきます。
