Image: ヤマダユウス型

楽しいぞこれ!

Adobe Illustratorに、生成AIを活用した新機能「ターンテーブル」が追加されました。2024年のAdobe MaxにてSneaksとしてチラ見せされていた機能が、ついに正式実装されたかたちです。

オブジェクトの見えない部分を作り出す

Image: Adobe

機能としてはシンプルで、ベクターアートを3D的に回転させられるというもの。といってもエフェクト的な3D化ではなく、実際にベクターデータとして側面や背面を作り出しているのが画期的なポイントです。

これ、なかなかスゴイことなので実際にいくつか試してみました。Illustratorを最新バージョンにすると、コントロールバーに「ターンテーブル」が追加されています(ツールバーのオブジェクト-生成内にもある)。

Image: ヤマダユウス型

適当なロゴを作って、ターンテーブルを適用してみましょう。利用には生成クレジットが20クレジット必要です。このまま実行してみると…。

Image: ヤマダユウス型

ロゴがぐるっと回転できるように! しかもアオりや俯瞰のような方向にも動かせています。なお、このロゴはアウトライン化していないのですが、テキストを打ち替えても生成された回転途中のロゴの内容は変化しませんでした。

Image: ヤマダユウス型

生成されたバリエーションをすべて書き出すことも可能。ちょっと文字が小さすぎるので、Adobe Blogで公開されているものも見てみましょうか。

Image: Adobe Blog

ターンテーブル機能では、これだけの絵柄のバリエーションを出力しているみたいですね。ちなみに、バリエーション書き出しで出力されたロゴは、アウトライン化されていました。

Image: ヤマダユウス型

上のように、ターンテーブルで作ったオブジェクトを単独のGIFアニメーションとして書き出すこともできます。これも面白いねぇ。

AdobeとしてはアニメーションGIFの活用や、ひとつのアートワークをより多角的に表現するのにターンテーブルが役立つと提案しています。ベクターアートは制作にかなり時間がかかりますし、一枚作って終わりではなくアイソメトリック化や横視点など、アセットの流用や応用に繋がるのはありがたい。業務で実用できるかは生成の精度次第ですが。

Image: ヤマダユウス型

ベクター生成で作ったPCのイラストを、ターンテーブルで回転させてみました。フレームをよく見るとおかしな点はありますが、そのフレームだけ削除するといった対処はできそうです。生成機能だけでここまで表現できるのもすごいなぁ。

簡単な操作でアニメーションを作れる機能は、やはり楽しいですね。ぜひ皆さんもお好きなベクターアートをグリグリ回しちゃってくださいな。

Source: Adobe Blog

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