Daiichi-TV(静岡第一テレビ)

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桜が満開となる中、4月1日、多くの企業で入社式が行われました。

(静岡銀行 新入社員 山口 渚さん)
「本日より社会人としての第一歩を踏み出す私たちは、目の前に広が
る未来への期待と未知の世界に踏み出していく不安を抱いています」

静岡銀行を含む「しずおかフィナンシャルグループ」の入社式では、約300が、社会人としての第一歩を踏み出しました。

式では柴田社長が、先日発表された名古屋銀行との経営統合について触れ、「変化を恐れず常に変わり続けることを心掛けてほしい」と祝辞を述べました。

一方、日本平ホテルで行われた鈴与の入社式では、新入社員32人に向け鈴木社長が、見通しがつかないイラン情勢に絡め、「不確実性に必要以上に悩むことより確実な未来を直視して行動することが大切」と話しました。

さらに、2026年の新入社員限定の「清水エスパルス」オリジナルシャツが配られました。

(鈴与 新入社員 荻島 裕貴さん)
「エスパルスがとても好きで…。エスパルスにどうやって自分が関われるかということを考えながら就職活動していたので、鈴与株式会社に入社することができてとてもうれしい」

一方、「三島スカイウォーク」では、一風変わった入社式が…。

(スカイウォーク 新入社員 菊地 美瑚さん)
「お客様も、会社も盛り上げられる人になります」

(先輩社員)
「それでは行きます!3、2、1GO!行ってらっしゃい」

新入社員による決意表明に続き「ロングジップスライド」の滑走が行われました。

(スカイウォーク 新入社員 菊地 美瑚さん)
「周りの人から信頼される様な社会人になりたい」

そして、かわいい海の動物たちに歓迎された新入社員も…。

「下田海中水族館」では、イルカとお客さんたちが、新入社員の門出を祝いました。

カマイルカの「エース」からは、調教に使う笛のプレゼントが…。

(落合 萌さん)
「飼育員としての自覚を持ち日々、技術や知識を高めていくことをここに誓います」

2026年の新入社員は、スマホやSNSに慣れ親しんだいわゆるZ世代と呼ばれますが、新人研修などを行う専門家によると、今回、入社式を迎えた2003年生まれを中心とする人たちには、ある特徴があるといいます。
     
(ビズアップ総研 三吉 亜希子 講師)
「デジタルとはいえ心ではリアリティをといったところでハイブリッド型」

2026年の新入社員は、大学時代にコロナ禍が明け、授業も対面が増えたことに加え、生成AIを使いこなせる世代ということもあり、デジタルとリアルのハイブリッド型人材だといいます。

一方で、ネットなどで正解を調べるのが当たり前の世代のため、受け入れる側はある注意が必要だといいます。

(ビズアップ総研 三吉 亜希子 講師)
「正解が分からないとなかなか動けなかったとか、すごく失敗したく
ない意識が強い人が多いので、とりあえずやってみようとか率先して
みようみたいなところがマインドとしてはちょっと弱い人が多い」

タイムパフォーマンス、いわゆる“タイパ重視”ともいわれ、横並び意識が強く失敗したくないという思いが強いといいます。

(ビズアップ総研 三吉 亜希子 講師)
「受け入れる側としてはですね、とりあえずこれやっといてという指示を出すだけではなくて、それが何のためにやるのかみたいなとこ
も背景もしっかり丁寧に説明すれば、新人の皆さん動いてくれますの
で。しっかり伝えてあげるっていうところが大切なポイント」

そして、接する上で最も重要なのが「否定をしない」ことだといいます。

(ビズアップ総研 三吉 亜希子 講師)
「その人の存在を認めてあげて、いつも頑張ってるところをしっかり褒めてあげて。具体的に何が良かったか…その辺の具体性をしっかり言ってあげて、そこから、できてないと、『ここができてないよね』みたいに伝えてあげる」

(スタジオ解説)

(伊藤 薫平 キャスター)
はい、ちょうどきょう入社式を終えて「ふーっ」と一息ついている方も、テレビの前にいらっしゃるかもしれませんが、ことしの新入社員の特徴ということで、「生成AIを使いこなせる」。もうこれはなんかすごいなと思いますけどもね、そして「タイムパフォーマンス重視」ということと、「失敗したくない」です。またSNS世代でもありますので、「承認欲求が強い」と。言われたことに対してはすごく素直で、何でも取り組むという姿勢もあるという世代だそうですが。早川さん、この新入社員世代…どんなふうに捉えてます?

(コメンテーター 野菜生産者グループ TOPHAT代表 早川ナナ氏)
失敗はとってもした方がいいなとすごく思ってます。失敗しないと、やっぱり上に行けないというか、周りのこともわからないと思うので、私はどんどん挑戦して失敗してほしいなと…今も挑戦し続けてます。

(伊藤 薫平 キャスター)
伝わってます。津川さんは…何十年か前という話もありましたが、当時と比べて…?

(津川 祥吾 アンカー)
そうですね。世代というよりも…就職した会社の中の雰囲気が、ひょっとしたら違うかもしれないなと…。私、会社に入った時は、やっぱり、ものすごく叱られると…。

(伊藤 薫平 キャスター)
叱られる?

(津川 祥吾 アンカー)
そう、否定されるというのはよくありましたから…。

(伊藤 薫平 キャスター)
どんな?

(津川 祥吾 アンカー)
言わないですけど…「そんな言い方しなくてもいいのにな」ということを結構やってきましたが…。ただ、その世代の方々は、もともとそうやって育ってきたのかもしれないなと。その会社の中の雰囲気が確かに今変わってきているかな…という感じがします。

(伊藤 薫平 キャスター)
そうですね、風通しも良くなって上司も優しい方が、もしかしたら増えているかもしれませんが…。続いての話で、世代によってちょっと、いろいろ変わってますよ…というところが見どころなんですけども。1965年から70年代にお生まれの方。「バブル世代」。朝から夜遅くまで働いて競争意識が高いと、そして津川さんはこの辺りに入ってくるのかなと。「就職氷河期世代」。

(津川 祥吾 アンカー)
そうです、バブルが終わったところです。

(伊藤 薫平 キャスター)
一応データとしては…仕事があるだけでありがたい。「忍耐」。でもやっぱり叱られて「我慢」があった…

(津川 祥吾 アンカー)
だとかもしれないですね。

(伊藤 薫平 キャスター)
振り返るとそういう感じもありましたか?

(津川 祥吾 アンカー)
はい。

(伊藤 薫平 キャスター)
そして「ミレニアル世代」というところが、あの…早川さん、また私も入ってくるんですけども、あの「ワークライフバランス」という言葉が出だしましたよね。やはり早川さんも、この仕事と家庭とというのは…意識してきた?

(コメンテーター 野菜生産者グループ TOPHAT代表 早川ナナ氏)
そうですね。あの…「会社イコール安定」じゃなくなった世代だなと思っていて…、なので私は畑に行ってしまったんですけど。

(伊藤 薫平 キャスター)
なるほど。ガツガツして、畑でガツガツしてる感じはありますけどね。人それぞれなところもあるかもしれませんが…。そして「Z世代」で言うと…先ほどからもご紹介しているこの「タイパ重視」。また「失敗したくない」まあ「承認欲求強め」ということではあるんですけども…まあこれだけ世代間ギャップがあると…津川さん、今、新入社員世代の皆さんは、ちょっと上の世代とはどう向き合うといいでしょうか?

(津川 祥吾 アンカー)
まあ、あの私ね…人はそんなに実は変わってないんだと思うんです。環境が変わっているのかな…と思うんですよね。例えば、私が新入社員のときは、「windows 3.1」使っていたんですけれども。やっぱりインターネットとかも、ものすごく変わってますので、やっぱり情報との向き合い方とか、先ほどもありましたけど、若い方々は我々の世代とはちょっと違うのかなという感じはしますよね。

(伊藤 薫平 キャスター)
早川さんは“野党側”でもあると思うんですけども、そういった意味で、の上との向き合い方…どんなふうに捉えますか?

(コメンテーター 野菜生産者グループ TOPHAT代表 早川ナナ氏)
私は常に「報・連・相」…「報告・連絡・相談」が自分の中にあって、やっぱりそれをしてくれる子じゃないと、教えてもあげられないし…可愛がってもあげられないというか…、本当に「報告・連絡・相談」…って一番コミュニケーションの中で大事だから、私はそれを重視しています。

(伊藤 薫平 キャスター)
大事だと思います。津川さん、…ですが…世代はギャップがあっても個性はどの時代も大事にしたいですね。

(津川 祥吾 アンカー)
そうですね。先ほど、「否定をしない」いう言い方があったと思いますし、あるいは、今、早川さんの話の中にもコミュニケーションの話が出てきたと思うんですね。これって、多分どの世代であっても、ちゃんと「この世代だから通じない」とか、「この世代だから通じる」ではなくて、やっぱり一人一人とちゃんと向き合って通じるコミュニケーションを、どの世代もやるということが一番大事だし、変わらないのかなという感じはしますけど。

(伊藤 薫平 キャスター)
そうですね。個性、そして「報・連・相」ということですね。