見事な先制点を決めた三笘。(C)SOCCER DIGEST

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 現地時間3月31日、日本代表が“聖地”ウェンブリーでイングランド戦と対戦。この一戦でシャドーに先発起用されたのが三笘薫だ。途中出場したスコットランド戦では巧みなパスワークとドリブルで存在感を示した28歳のアタッカーが、強豪相手にどんなパフォーマンスを見せるかが注目された。

 3-4-2-1システムの左シャドーに入った三笘は、左ウイングバックの中村敬斗とポジションチェンジをしながらボールを受けようとするが、なかなかパスをもらえない。左サイドでドリブルを開始した18分のシーンも、相手のファウルで止められた。
 
 しかし、22分、自陣でボール奪取した三笘は鎌田大地とのワンツーを経てドリブルで中央突破。センターライン付近から左サイドの中村にスルーパスを送ると、その中村からの折り返しを右足インサイドで冷静に沈めた。

 巡ってきたチャンスを逃さない嗅覚は秀逸。その後も高い位置でボールを持てばイングランドに恐怖を与えた。71分で交代したが、重要なイングランド戦で結果を残すあたりはさすがだ。

 会心の一撃でウェンブリーを沈黙(現地でそう感じた)させた三笘。日本ファンにとっては、まさに痛快。強豪イングランドの鼻をへし折るゴールでもあった。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長/現地特派)