山形放送

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告示まで1週間に迫った山形県の西川町長選挙は、現職と新人による一騎打ちの公算が大きくなっています。パワハラ問題への対応や町政への評価など選挙の争点に対する2人の考えをまとめました。

西川町長選に出馬を表明しているのは、現職で2期目を目指す菅野大志さん(47)と、新人で元東北労働金庫県本部長の大泉敏男さん(71)です。
西川町では3月中旬までに町の第三者委員会と町議会の百条委員会が菅野町長による町職員への複数のパワーハラスメント行為を認定しました。
選挙の争点の1つとみられるパワハラ問題への対応について、先週、出馬を表明した2人の候補は、次のように述べています。

無・現 菅野大志氏(47)「残された任期でできることが退職金の辞退だった。再発防止策も組織内で骨格ができたところ。まずは二度と繰り返さないために私自身の意識改革に取り組まなければいけないし、私も含めて職場でコンプライアンス研修を各種実施していきたい」

無・新 大泉敏男氏(71)「町長から被害者個々人への謝罪、慰謝料の支払いというものは未だ行われていない。町職員の人材が町外に流出している。ものが言えない職場環境にしない。トップ町長なり管理職がそういうことを意識した、日常的なコミュニケーションをとっていく」

一方、これまでの町政の評価や力を入れたい政策について、2人は次のように述べています。

無・現 菅野大志氏(47)「1期目の4年間で稼ぐ土台づくりがしっかりでき始め、その芽も芽吹いてきた。美しい西川を残すためには空き家対策の新しい補助制度、病院の維持や水道の配水管の計画に基づいた整備などを実施したい」

無・新 大泉敏男氏(71)「過去3年間のハード事業の借金返済によって財政は急速に厳しくなる。お金の流れを透明化して町民全体で財政問題を考える。西川町の山菜、野菜、果物、水を生かした飲食品産業の工場誘致に取り組む」

今のところ2人以外に出馬の動きがなく、前回2022年の選挙と同じ顔ぶれによる一騎打ちの公算が大きくなっています。西川町長選は4月7日に告示、12日に投開票の予定です。町の有権者数は2日現在、3928人です。