スコットランド戦では途中出場で決勝弾。伊東はイングランド戦でもゴールなるか。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

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 現地時間3月30日、“聖地”ウェンブリーでのイングランド戦を前に伊東純也が囲み取材に対応。「個々の力が凄いチームで、難しい試合になる」と、前半途中から主導権を握れたスコットランド戦とはまた違った戦いになると予測した。

 おそらくスコットランド戦以上に押し込まれる展開が予想される中、大事になるのは「奪った後のサイドからのカウンター」(伊東)だ。それこそ、伊東が得意なシチュエーションではないか。事実、本人も「強い相手のほうが自分の特長を出せると考えています」と断言した。

 今なお衰えないスピード、そして熟練のテクニック。イングランドが前がかりになった局面を“ひっくり返す”うえで、伊東のそうした武器はかなり重要だ。

 イングランド戦ではシャドーもしくは右ウイングバックで起用されるはず。いずれにしても、右サイドで組む堂安律とのコンビネーションが鍵になる。
 
「(堂安)律とか上手い選手と組む時は自分が背後に抜ける、それを狙ったほうが効果的かなと思う時はシンプルに預けて積極的に走るのが大事です」

 スペイン、ドイツ、そしてブラジルとこの数年でW杯優勝国と戦ってきた経験がイングランド戦で活きるか。伊東の答えは次のようなものだった。

「ワールドカップ(ドイツ戦とスペイン戦)に関しては受け身になりすぎました。圧倒された試合展開になってしまったので…。結果的にカウンターで仕留めることができましたけど、もう少し互角の試合ができるように。もちろん割り切るところは割り切って。結果が全てなので」

 途中出場したブラジル戦では圧巻のパフォーマンスで逆転勝利に貢献。あの興奮を再びもたらすことができるか。33歳スピードスターの“ひっくり返す一撃”に期待がかかる。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長/現地特派)
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