常時安全な飲×常設型給水環! 日本宅配水&サーバー協会「職場における水分補給環境整備の提言」
記事ポイント
JDSAが企業向けに職場の水分補給環境整備に関する提言をHPに公開ウォーターサーバーを福利厚生ではなく「労働安全衛生対策」として位置づけることを提案BCP対策や環境配慮経営への貢献も含めた5つの観点で導入を推奨
日本宅配水&サーバー協会(JDSA)が、職場における熱中症対策としての水分補給環境整備に関する提言を公開しています。
労働安全衛生規則の一部改正(令和7年6月1日施行)が2年目を迎える中、企業に向けて「常時安全な飲料水へアクセスできる環境整備」を標準対策として位置づける内容となっています。
日本宅配水&サーバー協会「職場における水分補給環境整備の提言」

発表元:一般社団法人 日本宅配水&サーバー協会(JDSA)内容:職場における熱中症対策としての水分補給環境整備に関する提言背景:労働安全衛生規則の一部改正(令和7年6月1日施行)2年目
近年の猛暑の常態化により、屋内外を問わず職場での熱中症リスクは高水準で推移していました。
企業には安全配慮義務の観点からも、単なる注意喚起にとどまらない実効性ある水分補給体制の構築が求められており、JDSAはウォーターサーバーの常設が有効な対策であるとして、業界団体としての提言を5つの観点からまとめています。
常設型給水環境の整備と労働安全衛生対策としての位置づけ
提言の1つ目は「常設型給水環境」の整備です。
自動販売機や個人持参に依存するのではなく、職場内に常時アクセス可能な給水設備(ウォーターサーバー・給水機等)を設置することを推奨しています。
すべての従業員が平等かつ即時に水分補給できる環境を整えることが、実効性ある安全対策の第一歩であるとしています。
2つ目は、水分補給設備を福利厚生ではなく「労働安全衛生対策」として明確に位置づけることです。
快適性向上のためではなく、熱中症予防および体調管理を目的とした制度的・組織的な整備が企業に求められています。
健康経営・BCP対策・環境配慮への貢献
3つ目として、適切な水分補給による健康経営の推進が挙げられています。
集中力の維持や作業効率の向上、体調不良の予防に寄与し、「健康経営優良法人認定制度」の理念にも合致する施策です。
4つ目はBCP対策との両立で、宅配型ウォーターサーバーは平時の飲料水供給に加え、災害時のローリングストックとしても機能します。
5つ目は環境配慮経営への貢献で、常設給水設備の導入によりペットボトル使用量の削減が可能となり、SDGsおよびESG経営の推進に資する取り組みとなっています。
安心・安全な事業者選定の重要性
ウォーターサーバー導入にあたっては、品質管理体制・衛生基準・安定供給能力・法令遵守体制が確立された事業者の選定が不可欠です。
JDSA加盟事業者は業界ガイドラインの遵守や品質・衛生管理の徹底など、自主基準に基づいた運営を行っています。
現在71社が加盟しており、導入の際はJDSA加盟事業者からの選定が安心の目安となります。
職場の水分補給環境を「努力義務」から「標準対策」へと引き上げる提言であり、企業の安全配慮義務を果たすうえで実践的な指針となっています。
熱中症対策だけでなく、健康経営・BCP・環境配慮と多角的なメリットが得られる点が特徴です。
水分補給インフラの整備は、従業員の安全と企業価値の向上を同時に実現できます。
日本宅配水&サーバー協会による職場の水分補給環境整備提言の紹介でした。
よくある質問
Q. JDSAの提言はどのような背景で公開されましたか?
A. 労働安全衛生規則の一部改正(令和7年6月1日施行)が2年目を迎え、猛暑の常態化による職場の熱中症リスクが高まる中、企業に実効性ある水分補給体制の構築を促すために公開されています。
Q. ウォーターサーバーの導入は熱中症対策以外にもメリットがありますか?
A. 健康経営の推進、災害時の飲料水備蓄(BCP対策)、ペットボトル削減による環境配慮経営への貢献など、複数の観点でメリットがあるとされています。
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