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 「カリフォルニア・ポスト紙」のジャック・ハリス記者が22日(日本時間23日)、ドジャースが開幕ロースターの最終枠でキム・ヘソン内野手(27)ではなくアレックス・フリーランド内野手(24)を選択したと報じた。

 その決断は、やや意外なものだった。球団は22日朝、キムをトリプルAオクラホマシティへオプションしたと発表。フリーランドは、オフに足首手術を受けたトミー・エドマンが回復するまで、ミゲル・ロハスとともに二塁でプラトーン起用される見込みだ。

 フリーランドとキムは、この春を通して二塁の枠を争っていた。キャンプの大半ではキムが優位に立っているように見えた。カクタスリーグで打率.116と苦しんだフリーランドに対し、キムは俊足に加えて外野も守れる柔軟性を持ち、さらにスイング面でも春先には改善の兆しを見せていたからだ。

 しかし、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で韓国代表としてプレーした期間に、キムのスイングは崩れた。大会では12打数1安打、6三振と振るわず、先週ドジャースに再合流した際、デーブ・ロバーツ監督は「春先と比べてスイングがかみ合っていない」と語っていた。

 一方のフリーランドは、カクタスリーグで11四球を選ぶなど出塁意識の向上を示し、球団首脳陣に好印象を与えた。さらに21日のカクタスリーグ最終戦では本塁打を放ち、アピールに成功した。ロバーツ監督は今週、フリーランドについて「とても内容のいい打席を重ねている。数字だけ見れば結果は出ていないが、あくまでスプリングトレーニングだからね」と評価した。

 今回の決断は、キムにまだ改善すべき点があることを示している可能性がある。トリプルAでプレーさせることで、メジャーで開幕を迎えた場合には得られない継続的な出場機会を与える狙いもあるとみられる。