【からつボート G2唐津MB大賞】古賀繁輝が特別レース初制覇 クラシック出場権ゲット
待望の初タイトルだ。ボートレースからつG2「唐津モーターボート大賞〜スター候補チャレンジマッチ〜」の優勝戦が22日、最終12Rで行われた。得意の3カドに持ちこんだ古賀繁輝(39=佐賀)がコンマ09の好ダッシュで捲り一撃。特別レース初制覇を決めて、来年からつで行われるSGボートレースクラシックの出場権を手にした。2着が湯川浩司で3着が辻栄蔵。3連単は1万6670円の高配当決着となった。
地元で悲願を達成した。3カドを選択した古賀が一気の捲りで頂上決戦を制圧。特別競走初Vを決めた。昼の優勝戦出場選手インタビューでは「実績ある先輩、後輩に胸を借りるつもりで」と話したが、いざ本番は内に構える深川、定松と同支部のSG覇者を打ち砕く走り。「1着か6着だと思って、そこに懸けていた」。その思いがあふれる圧巻の捲り一発だった。
「前検日に手応えがあった」という今節は、予選を大敗なくまとめて5位で通過。準優を2コースから勝ち切って、優勝戦3枠に収まった。「スタートも展示で見えていたし、風が吹いていなかったのも大きかった。森永さんとか先輩方もアドバイスしてくださって整備も当たったし、天候とか全てが僕に味方してくれたかな」。Vへの条件がそろい、あとはレースに集中するだけの状態だった。スリットはコンマ09で通過。内2人より優勢という隊形もまた、古賀に味方した。
これで来春に当地で開催されるSGの出場権を獲得。「昨年末に、今年は家族にも周りの人にも“クラシックの権利を最低限獲る”と言って来たので、言葉の力ってあるんだなと思った。僕のレーススタイルと一緒ですけど、一撃で仕留められた」
交わした約束を地元の特別競走で果たし、喜びもひとしお。「最近の成績が悪い中でも横断幕を出してくださる方もいるので、それに応えられるように頑張ります」とファンへの感謝も忘れなかった。多くの人に支えられ、背中を押されてのV。活躍することが何よりの恩返しとなる。
◇古賀 繁輝(こが・しげき)1986年(昭61)7月19日生まれ、佐賀県出身の39歳。佐賀支部の94期生として04年5月、からつでデビュー。06年9月、びわこで初優勝。10年5月、からつ周年記念でG1初優出。通算で52V。同期は藤岡俊介、今井貴士、稲田浩二ら。1メートル64、血液型B。
