Photo: 持田薫

今だから欲しい!を実感できました。

『AIスマートグラス』と聞くと、どうしても「未来すぎるわ…」「まだ実験段階だよね?」というイメージが先に立ちません?

とにかく目立ちそうだし、実用性よりもガジェット好き向けのレア度MAX特殊装備…みたいな距離感、正直ありますよねぇ。

でも!…です。今回、ギズモード編集部に届いた「Rokid スマートAIグラス」は、その印象を静かに裏切ってきたから一大事。

見た目はほぼ普通のメガネだし、操作は音声が中心だし、表示は視界のもとにさりげなく…と、「今の生活の邪魔をしない」ことを優先した思想だったんです。

この自然さは、流行るぞ。

みたいな確証があったので、今回は編集部員が、仕事とプライベートの両方で実際に使い込みながら、スマートAIグラスがリアルに使える瞬間はどこにあるのか?ガッツリ検証しました。

まずは機能を整理。RokidのスマートAIグラスってどんな機器?

とはいえ、スマートAIグラスってまだ馴染みのないデバイスですし、「Rokid スマートAIグラス」ってどんなアイテムなんでしょう。

Photo: 持田薫

まずルックスはこれ。「思ったより普通のメガネ」じゃないですか? ゴツさもガジェット感も控えめで、パッと見は少し太めのメガネといった印象ですね。

されどサポート力は強力。レンズ内のスクリーンによって翻訳、文字起こし、ちょっとした情報確認といった「スマホを見がちな瞬間」を、あらかた視界の中で済ませられます。

しかも表示は、あくまで視線の端に必要な情報だけ。目の前の作業や会話を邪魔せず、補足情報だけ渡してくる距離感が絶妙なんです。

Photo: 持田薫

地味に効いてくるのが、正面にあるSONY製12MPカメラ。

視線の位置で「今見てるこれ」をそのまま残せるので、記録のための写真が直感的&スピーディーになりますし、カメラを通じて「今見ているものをAIに受け渡す」ができるんです(めちゃくちゃ便利なので後でしっかりと紹介しますね)。

それでいて、約49gの軽さですからねこれ!

一般的なメガネ(35g前後)よりは重いのは事実ですが、装着してみると違和感が消えるレベルなのはウェアラブルとしてかなり重要かなと。

なお、メガネユーザーでもそのまま使えるよう、マグネット式クリップオンレンズを採用。オプションで、超薄型レンズを内側に装着できる専用設計になっています。磁気によるワンタッチ着脱で、家族や友人ともシェアができるのは良いですね。

● 近視用レンズをご希望の場合、公式提携アイウェア専門店「JUN GINZA(東京・銀座)」にて、対応可能度数の範囲内での作成が可能です。

● 対応可能な度数は、球面度数(S)が 0.00〜-9.75まで、乱視度数(C)が -0.25〜-4.00までとなっており、乱視軸(AX)は処方箋に基づき作成が可能です。

※度付きレンズの作成には別途料金が発生いたします。

※度数や処方内容によっては作成可否の確認が必要となる場合がございます。 詳しくは「JUN GINZA(東京・銀座)」へご相談ください。

※その他のレンズをご希望の場合は、Makuakeプロジェクトページの「実行者にメッセージ」ボタンよりお問い合わせください。

Photo: 持田薫
Rokidアプリのホーム画面

また、スマホが完全に不要ってわけではなく、翻訳やAI機能は基本、「Rokidアプリ」を通じて処理をしています。作成した議事録やメモを確認したり、音量や明るさなど各種設定を自分好みに調整するのもスマホから。

しかし、日常のほどんどの操作はグラスで完結するのがいいところ。

なんというか、日常で邪魔に感じる要素がひとつずつ削ぎ落とされていて、「とにかくスマホを取り出させない」みたいな思想を感じるプロダクトです。

仕事・情報収集で使ってみた。編集部の現場はどう変わった?

Photo: 持田薫

編集部でまず試したのは、仕事のど真ん中。

海外イベントの配信視聴、オンラインミーティングへの参加、海外製品の取扱説明書チェックなど、「情報を理解する」ことが主役になるシーンですね。

この日は対面でのミーティングでしたが、「Hi Rokid、議事録を取って」と声で伝えるだけで、リアルタイム文字起こしが始まり、議事録作成もスムーズ。なにより、視界の端で進む会話をどんどん文字にしてくれるのがすごく良い!

Image: ギズモード編集部
※スクリーンショット機能で撮影。表示の一例、グラスからの文字情報は視界の中に重なるように表示されます

これは「ノートを取りながら話を聞いている感覚」に近いですね。あとで確認するための議事録を作りつつ、リアルタイムでどんな会話なのかも、ちゃんと目の前に出してくれます。

しかもこれを意識外でやってくれるのが最高でして…。

たとえば、資料を出そうと、意識が画面に移っている時に急に話を振られても、「えっ、もう一度お願いします」の確認が激減しました。これまで聴覚に頼っていたところに、視覚というサポートが加わるので、そりゃあ便利ですよね!

Photo: 持田薫

海外の製品やニュースをチェックするのも編集部の仕事。「Rokid スマートAIグラス」があれば言語の壁も驚くほど軽やかに超えてくれます。

これまでは、「サイトを見聞きする → 分からなければスマホで調べる」という行ったり来たりが当たり前でした。とくにブラウザの翻訳機能を使っても、画像の中身の翻訳まではむずかしいんですよね。

しかし今では、89言語対応のリアルタイム翻訳と文字起こしが視界に登場。外国語が交じるミーティングでも、視界の中で常に翻訳されたテキストが追従してくれるのです。

Image: ギズモード編集部
中国語から日本語への翻訳例

提出された資料が別言語でも問題なし。AIに頼めば素早く日本語へと変換してくれますからね。

こうした翻訳や文字起こしは、スマホを使っても同じことができますけど、「Rokid スマートAIグラス」は、視界の中ですべてが完結するのがメリット。

スマホ操作を挟まずに「見る・聞く・理解する」を同時に進められる。この自然さこそが、編集部の仕事環境ではいちばん効いていました。

映画や本、街歩きでも使ってみた。オフの時間にどうハマる?

Photo: 持田薫

仕事での使い勝手を確認したあと、そのままグラスを外さずに過ごしてみました。

海外の記事や本、動画を楽しむ、ちょっと街を歩くといった、いわばいつものオフの時間。まずわかりやすく効いたのが、海外コンテンツですね。

映画やドラマ、英語の記事を読んでいるときの「ちょっと意味が曖昧だな」という瞬間。これまでは、「スマホを手に取る → 翻訳アプリを開く → カメラを向ける」という流れで、やはり行ったり来たりしていたんですけど、「Rokid スマートAIグラス」があることで、その動作が丸ごと消えます。

Image: ギズモード編集部
洋書翻訳の表示例

たとえば洋書に分からない単語やフレーズが出てきても、「Hi Rokid、眼の前の文字を日本語に翻訳して」と言うだけですからね。

例えるならコンテンツの横で、字幕が並走している感じ…とでもいいましょうか。没入感が削がれず、理解が追いついてくる感覚で、思っていた以上に快適。

約49gという軽さも、ありがたい。ソファに座って映画を観たり、本を読んだりする場面でも違和感が少なく使い続けられて、よくこの重量に抑えたな…と関心しかありません。

Photo: 持田薫

外に出ると、また別の角度で便利さを体験できました。

ナビの情報をグラスに表示できるので、スマホをずっと手に持たなくていいんです。なんというか、探索型ゲームではミニマップが画面のなかに出ていきますよね。あの感覚がリアル世界で楽しめ…いや、実用できるのです。

これがまぁ、便利なんです。見てくださいよ…。

Image: ギズモード編集部
ナビゲーションの表示例

もうゲームじゃんこれ!

みたいな未来的インターフェース。もちろん、見た目サイバーなだけじゃなくてちゃんとナビが機能していて、音声でのガイドもしてくれますから、本格的なナビを視界にインストールできると言えますね。

なにより、スマホをチラ見しなくていいのがすごく助かります。

Image: ギズモード編集部
「Rokid スマートAIグラス」で撮影

さらに、写真はもちろん動画も撮れる正面の12MPカメラが地味に楽しい。

スマホを構えて撮るよりもカジュアルで、観光地や街角で撮ろうか迷ってるうちにシャッターチャンスを逃す…みたいなガッカリが減りますし、「今見ている景色を、そのまま記録する」感覚がとにかく新鮮。

これまでさまざまなカメラ/アクションカメラを使ってきましたが、自分視点のPOV撮影を最も手軽に撮る方法としては、これがベストなのでは? Vlogもはかどる気がしてなりません。

スクリーン表示と音声操作でハンズフリーな使い勝手は日常使いもフィットしてくれますし、オンとオフのどちらの時間にも静かに溶け込んで快適さを添えてくれる。

スマートグラスを「未来のガジェット」ではなく、「今の生活に馴染むツール」に感じさせてくれるタイプのデバイスだと感じました。

スマートグラスの認識が変わる。これは未来じゃなく「今」の道具

Photo: 持田薫

こうして「Rokid スマートAIグラス」を試してきたなかでわかったのが、新しくもフクザツな未来を押し付けてこないという点。

スマートグラスというと、特別な使い方が必要だったり、使いどころが限定されるといったイメージを持たれがち。

でも、体験してみたら、仕事では翻訳や文字起こしによって情報処理の行ったり来たりを減らし、オフでは没入感のあるコンテンツ体験やマップでの移動、記録を邪魔せずに補助してくれる…と、どのシーンでも「生活スタイルを変えさせられる」感覚がほとんどなかったんですよね。

どちらかというと、これまでスマホでやっていたことを、より分断なく行なえるように寄り添ってくれる感覚。視界内表示と音声操作で「見る・聞く・理解する」を同時に進めて、日常や仕事の延長線上に自然と溶け込むAIデバイスといった感触を受けとりました。

そう、これは未来ではなく、今の僕らに求められているリアル。

スマートグラスはまだ早い。そう感じていた人にとって、「Rokid スマートAIグラス」は判断をアップデートしてみる価値のある体験といえるのではないでしょうか。

その先で、今だから欲しい!を実感できるはずです。

Rokid スマートAIグラス| Makuake公式ページ                                実施期間:〜2026年5月30日(土)22:00

〈ご使用時の注意点〉

■ 運転中のご使用について

安全確保のため、自動車・自転車・バイク等の運転中は本製品の使用をお控えください。日本の道路交通法により、運転中のナビゲーション機能等の使用は違反となる場合があります。

■ 公衆マナーに準じたご使用について

本製品は、以下のような公衆マナーに反する行為や違法・不適切な目的での使用を禁止しています。周囲の方への配慮を忘れず、各国・地域の法律および公衆マナーを守って使用してください。・他人の同意なく撮影・録音する行為(盗撮・盗聴等に値する行為)・公共の場(電車・店舗・トイレ・更衣室等)での不適切な撮影・プライバシーを侵害する目的での使用・威圧感や不安を与える使い方

Source: フューチャーモデル株式会社

Photo: 持田薫