NTTドコモは、「Galaxy S25 SC-51F」をはじめとするスマートフォンで確認されていた、「ドコモ電話帳」の表示に不具合が発生する事象について、原因を明らかにした。また、調査のため一時中止していたソフトウェアアップデートを順次再開した。

 この事象は「ドコモ電話帳」の連絡先が正常に表示されない場合があるというもので、2025年11月中旬ごろから発生。Android 15~16を搭載した26機種のサムスン製スマートフォンで確認されていた。

 事象が確認された機種は以下の通り。

「Galaxy S25 SC-51F」 「Galaxy S25 Ultra SC-52F」 「Samsung Galaxy A36 5G SC-54F」 「Samsung Galaxy Z Flip7 SC-55F」 「Samsung Galaxy Z Fold7 SC-56F」 「Galaxy S24 SC-51E」 「Galaxy S24 Ultra SC-52E」 「Galaxy A55 5G SC-53E」 「Galaxy Z Flip6 SC-54E」 「Galaxy Z Fold6 SC-55E」 「Galaxy S23 SC-51D」 「Galaxy S23 Ultra SC-52D」 「Galaxy A54 5G SC-53D」 「Galaxy Z Flip5 SC-54D」 「Galaxy Z Fold5 SC-55D」 「Galaxy S22 SC-51C」 「Galaxy S22 Ultra SC-52C」 「Galaxy A53 5G SC-53C」 「Galaxy Z Flip4 SC-54C」 「Galaxy Z Fold4 SC-55C」 「Galaxy A25 5G SC-53F」 「Galaxy S21 5G SC-51B」 「Galaxy S21 5G Olympic Games Edition SC-51B」 「Galaxy S21 Ultra 5G SC-52B」 「Galaxy Z Flip3 5G SC-54B」 「Galaxy Z Fold3 5G SC-55B」

 これを受けて、NTTドコモは修正版「ドコモ電話帳」アプリを2025年12月9日から順次リリース。本稿執筆時点ですべての対象機種向けに配信を完了している。

 なお、サムスン電子は、この事象に対応した修正版「デバイスケア」アプリを1月15日から順次配信していた。「デバイスケア」アプリを修正版に更新すると、修正版「ドコモ電話帳」アプリへ更新していない場合でも不具合が解消される。

事象の原因

 「ドコモ電話帳」アプリを長期間にわたり開かなかった場合、サムスン製スマートフォンのバッテリー使用量最適化機能「ディープスリープ」により「ドコモ電話帳」アプリがディープスリープ状態となる。これにより、電話帳データの管理を担う「ドコモ電話帳」アプリの機能が無効化されたことが原因。

 ディープスリープ状態のままアカウントの追加や削除、本体の電源再起動などを行うと、「ドコモ電話帳」の内容が正常に表示されなくなることが確認された。

ソフトウェアアップデートの再開

 事象の調査を進めるために一時中止していたソフトウェアのアップデートは、昨日9日から順次再開。

 対象機種のユーザーは、最新ソフトウェアにアップデートするよう案内している。配信予定は以下の通り。

2月9日以降順次配信
「Galaxy S25 SC-51F」「Galaxy S25 Ultra SC-52F」 2月12日以降順次配信
「Samsung Galaxy A36 5G SC-54F」「Galaxy S24 SC-51E」「Galaxy S24 Ultra SC-52E」「Galaxy Z Flip6 SC-54E」「Galaxy Z Fold6 SC-55E」 2月25日以降順次配信
「Galaxy A55 5G SC-53E」「Galaxy S23 SC-51D」「Galaxy S23 Ultra SC-52D」「Galaxy Z Flip5 SC-54D」「Galaxy Z Fold5 SC-55D」 2月26日以降順次配信
「Galaxy A54 5G SC-53D」「Galaxy S22 SC-51C」「Galaxy S22 Ultra SC-52C」「Galaxy A53 5G SC-53C」「Galaxy Z Flip4 SC-54C」「Galaxy Z Fold4 SC-55C」

 なお、そのほかの機種は事象発生期間中にソフトウェアアップデートを予定していなかった。