将棋の「囲碁将棋チャンネル ALSOK杯第75期王将戦七番勝負」第3局は2月4日、挑戦者・永瀬拓矢九段(33)が前日に封じた55手目が開封され、午前9時すぎに藤井聡太王将(竜王、名人、王位、棋聖、棋王、23)の手番で再開された。

【映像】藤井王将VS永瀬九段 第3局封じ手開封の瞬間

 1勝1敗で迎えた勝負所の第3局。東京都立川市の「オーベルジュ ときと」を舞台に争われている本局は、先手番の永瀬九段が巧な指し回しで優勢に立った。

 後手の藤井王将は雁木模様から金を最前線で活用する工夫を見せたが、永瀬九段が力強く応じて決戦へ。解説を務める吉池隆真四段(21)は「後手の藤井王将が作戦を投げた形なので、永瀬九段が対応できるかというところだったが、しっかり研究が入っていた。藤井王将としても激しくなることはわかっていたと思うが…」とコメント。今後の展開に期待を込めていた。

 永瀬九段の封じ手開封から再開された対局2日目。明らかになったのは、本命視されていた激流へ突入する飛車寄りだった。攻め合い勝ちを目指す一手を見た吉池四段は、「これは激しくなる。すぐに詰む詰まないが絡んでくるのでもう止まらない。藤井王将はもう一手も甘い手を指せない」と印象を語っていた。

 勢いに乗る挑戦者が2勝目に向けて突き進むのか、藤井王将が華麗な逆転劇を演じるのか。この後の進行から目が離せない。

 持ち時間は各8時間。
(ABEMA/将棋チャンネルより)