XFN―ASIAによると、中国外務省の姜瑜副報道局長は1日の定例会見で、東シナ海の「春暁(日本名・白樺)」ガス田の生産がすでに始まっているなどとする一部報道について、具体的な情報を把握していないと述べた。これ国営通信の新華社が伝えたもの。姜副局長は「中国近海の大陸棚で我が国が開発を進めている関連のガス田で、日本との論争はない」とした上で、将来発生する国家間の紛争については対話と交渉によって解決するとの見解を示した。一方、両国のEEZ(排他的経済水域)を確定する交渉についても「対話と交渉を通じた解決が中国の一貫した姿勢。東シナ海の境界線は徐々に解決できる」と語った。

  中国系香港紙「大公報」31日、春暁で昨年7月から全面的な生産に入り、9月には浙江省の寧波や紹興などにガス供給を開始したと報じている。一方、中国の報道機関は昨年、中国石油大手CNOOC(中国海洋石油)が生産開始を“技術的な理由”により延期したと報じていた。今週に入りCNOOCは記者会見で、ガス田開発が計画に沿って進行していると述べている。春暁は寧波の南東約350キロ、日中のEEZの境界線付近に位置するガス田。 【了】