AIとチャット形式で詐欺被害を体験できるツールも「SNS型ロマンス詐欺」被害急増 対策は?
SNSを使った詐欺が後を絶ちません。岡山・香川では、今年、SNS型ロマンス詐欺の被害が急増。その手口とは?取るべき対策とあわせて警察に聞きました。
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(岡山県警生活安全企画課 小川俊幸警部)
「特殊詐欺と大きく違う点は、いきなり金の話をするのではなく、最初は人間関係を構築するところを時間をかけてやってくる。人を信用させてだますというのが手口の特徴」
SNS型ロマンス詐欺の被害は、岡山県では今年9月までに62件、香川県では、先月までに122件確認されています。両県で、被害件数、被害総額ともに去年を上回っています。
その手口とは…
「きっかけはSNSもしくはマッチングアプリなどを使ってがほとんど」
「なかなか途中で気づくということが難しい。騙されてお金を相手に渡してしまって、急に連絡が取れなくなる。おかしいなと思って初めて気づくパターンが多くなっている」
SNS型ロマンス詐欺は、数週間から数か月と長い期間をかけやり取りをすることが特徴で、恋愛感情を抱かせてから投資などに誘導し金銭をだまし取るという手口です。
被害は、幅広い世代で確認されていて、若い世代にも広がっているといいます。そんな中、岡山県も抑止に向け力を入れています。
詐欺被害を体験できる
AIとチャット形式で詐欺被害を体験できるツールを活用し啓発に取り組んでいます。
(岡山県くらし安全安心課 田中宏和さん)
「最初は関係を築こうとするので、会話を繰り返ししようとしてくる。実際の手口と同じです」
5回ほどやりとりを続けていくと…
「最終的には投資の話をもってくる。みなさん注意しましょうねっていうのは、注意喚起をしてくれる。こういったものが体験できる。これを講話で使ってもらう」
また、こんな啓発グッズも…
「”あめ”だけにあキャンデー甘い話あキャンデーというキャッチーなフレーズをつけたもの。これを考えて作っています」
身近に迫るSNSを使った特殊詐欺。被害に遭わないために注意すべきことは…
「SNS上に記載されていることが全て現実とは限らないんだと、こういった手口があるんだということを知っていただくことが一番大切なのかなと」
岡山県警は、どこの誰か確証の持てない相手の投資話には安易に乗らないでほしいと呼びかけています。
